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復帰2戦目のポールター 香港再訪に胸を躍らす

怪我からの復帰を遂げたイアン・ポールターは充電も完了し、気持ちを新たに臨む今週の「UBS香港オープン」への出場を待ち切れないでいる。

長く付き合って来た足の負傷を完治させるべく、夏場の5カ月間を欠場したイングランドのポールターは、その後、米国PGAツアーで数戦に出場し、先週の「オーストラリアPGA選手権」で8カ月振りにヨーロピアンツアー復帰を果たした。

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香港GCで今年最後の大会に臨むポールターだが、彼にとっては幸運なことに、今回は2015年に香港で直面した状況ほど切迫したかたちでの再訪とはならなかった。

昨年、公式世界ゴルフランキングのトップ50から転落したポールターは、ツアーメンバーシップを維持する上での出場試合数が足りておらず、リッチ・ビームの好意により出場枠を譲られ、火曜の朝に香港行きのフライトに搭乗したのだった。

しかし、余裕を持って香港入りした今回のポールターは、2009年、2011年とトップ5入りを果たし、2010年には優勝を遂げたコースで理想的な準備を整えることができたようだ。

「今年は丁度いいときの開催となったね」とポールター。「昨年は、もう少し遅い時期の開催で、僕はここへ来るのに火曜の朝に出発したんだ」。

「調子は良いよ。十分休めたしね。試合勘が戻って来たんだ。復帰して6戦目だから、感じがとても良いんだ」。

「それだけに、自分が成功を収めてきたコースへ来られて良かったよ。ここでは何度も60台で回っているし、知っての通り2010年にはトロフィを獲得したからね。だから、今週のチャレンジを楽しみにしているんだ」。

「自分のゴルフは完調まであと少しのところまで来ている。あとは、とにかくパットを決めることができれば良いんだよ。これまで多くのパットを決めてきたコースへ戻って来たので、これまで通りパットを決めて優勝争いに絡めればと思っているよ」。

同胞のダニー・ウィレットにとっては、開催地の粉嶺でティアップするのは2011年以来のこととなるが、29歳の彼を取り巻く状況は、今ではがらりと変わってしまった。

その間、「マスターズ」でのメジャー初制覇を含むヨーロピアンツアー5勝を挙げたウィレットは、今年のヘーゼルティンで「ライダーカップ」初出場も果たした。

そうした成功により、「レース・トゥ・ドバイ」で2季連続して2位に入ったウィレットは、この大会が初出場となる2017年シーズンはもう一つ上の順位を目指している。

「僕らはゴールを再設定し、今年中盤の好調を取り戻そうと取り組んでいるところなんだ」とウィレット。

「ここ香港で2017年シーズン最高のスタートを切ることができれば良いね」。

「ここ2年間で上手く行っていたのは、僕らが出たいと思う大会に出場してきたということなんだ。面白いことに、プレーしたいと思う大会では、少しだけ良いプレーができるからね。この大会も、長いこと、そのリストに上がっていた大会だったんだ」。

昨年、この大会で3位タイに入ったパトリック・リードにとって、香港でのプレーは2年連続となるが、今年は2つ順位を上げ、優勝に手が届くだけの準備はできていると確信している。

近代ゴルフにおいて、粉嶺の短く狭いレイアウトは珍しく、リードも自身のゴルフを再び調整し直さなければならないことを認めている。

「このゴルフコースは、僕がこれまでプレーした短いコースのなかでは最高のコースの一つだね」とリード。「全然長くないんだ。短く、そして本当に狭いね」。

「それだけに、色々な種類のショットが求められる。色々な方面から、他のゴルフコースにはない、ここ特有の形で、自分のゴルフが試されるんだ」。

「面白いコースだよ。ここへ戻ってくることができて興奮しているし、今週は良いパフォーマンスを披露できればと思っているよ」。

「昨年は、ティショットをアイアンか3Wで行くべきホールで、攻撃的に行き過ぎてしまったホールが多くあったと思う。それが原因で、この大会で優勝するチャンスを逸してしまったと感じているんだ」。

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