ラウテンは今季2度の惜敗もあり勝利への意欲を燃やす(Stuart Franklin/Getty Images)

ユースト・ラウテンは今週の「ライオネスオープン」で、今季の好調を優勝という結果に結びつけたいと願っている。

オランダのラウテンは、スペインと中国で2週連続して2位に入るなど、今季は既に8回のトップ15入りを記録。既にヨーロピアンツアーで4勝を挙げ、ダイアモンドCCではこれまでにセンセーショナルな成績を残しており、彼はこのアッツェンブルークのコースで2013年大会を制したほか、2011年と2014年には3位に入っている。

＜＜　下に続く　＞＞

「ここへ戻って来られて良かったね」と30歳のラウテン。彼は現在「レース・トゥ・ドバイ」で9位につけている。「過去に優勝しているコースに帰ってくるのはいつだって良いものだよ。すごく自信が湧いてくるからね」。

「確か、ここでは3回出場して全てトップ3入りしているから、ここでプレーするのがとても楽しみなんだ」。「ここはいつだってとてもリラックスした大会になるのが良いんだ。特にアイルランドとウェントワースの後だからね。あれらは常に精神的にタフだし、特に多くが要求されるウェントワースはそうだからね。1週間休みを取り、ちょっと休んで、今週へ向け自分のゴルフに取り組むことができて良かったし、2013年のようなプレーができればと思っているよ」。

「これまでのところ良いプレーができているよ。スペインでは2位に入り、中国でも2位に入ったんだけど、優勝するには運も必要で、あの時はどちらともそれを手にすることができなかった。終盤で幾つかミスを犯してしまってね」。

今季は安定して成績を残しているにもかかわらず、ラウテンは「ライダーカップ」欧州代表チーム入りの自動選出圏外に位置している。彼はヘイゼルタインへの出場枠を争う上で大きな夏が必要となることを認めた。「オリンピックも『ライダーカップ』も控えているから、この夏は大会で続けて良い成績を残さなければならいないけれど、もちろんどこかで勝ちたいとは思っている」とラウテン。「どの大会も集中して臨み、勝とうと努めれば、後は自然と結果がついてくると思うんだ」。