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ユーラシアカップ
期間:01/15~01/17  場所: グレンマリーGC(マレーシア)

ユーラシアカップについて知っておくべき10の事柄

1) 真剣勝負

欧州チームはアジアでの初めての勝利を狙っている。これは紛れもない真剣勝負だ。確かに「ライダーカップ」に比べれば幾分リラックスしたところはあるかもしれないが、ダレン・クラークが率いる選手たちは思い違いをしているわけではない。キャプテンは勝利を欲しているのである。これはアジアチームに対する敬意の欠如を意味するわけではない。彼らの側にも才能豊かな人材が集結しており、これは単に欧州チームの力と、クラークがいかにこの大会の位置付けを真剣にとらえているかを反映しているに過ぎない。

2) 「ユーラシアカップ」第1回大会は手に汗握る大接戦!

仮に今回の第2回大会が第1回大会同様にドラマチックな展開になるとすると、我々は大変な楽しみを享受することになる。2014年大会は3-7と劣勢で最終日を迎えたアジアチームが最終日に巻き返しを見せ、10-10と、勝負をほぼ見込みのなかった引き分けに持ち込んだのである。勝負は激しいものだったが、両チームの選手はともにすばらしいスポーツマンシップと友情を披露し、大会は大いに盛り上がった。今年も同様のすばらしさを期待したいところだ。

3) 「ライダーカップ」の事前調査…

キャプテンのクラークは大会前、今大会は2016年「ライダーカップ」のチーム編成を行う上で、選手たちを分析する大きなチャンスであると何度も語ってきた。それは選手たちも承知していることであり、彼らはキャプテンに対し自分がチームに何をもたらすことができるか、ベストを尽くすことになるだろう。

チームマッチプレーには個人の技術に輪をかけて大切な要素があり、クラークはコースの内外で12人の選手たちがどのように協力し合うかつぶさに観察することになる。フォーボールとフォアサムでは別の組み合わせが試されることになるだろうし、クラークがクアラルンプールで編成したチームのクオリティを考慮すると、「ライダーカップ」でプレーする選手の半数が今大会に出場する選手の中から選出される可能性もあながち否定できない。

2014年にグレンイーグルスで開催された「ライダーカップ」で大会デビューを果たしてチームの勝利に貢献したジェイミー・ドナルドソンビクトル・デュビッソンスティーブン・ギャラハーは皆、同じ年のこの大会に出場している。2016年は誰がマレーシア経由でヘイゼルタインナショナルへと向かうことになるのだろうか。

4) ある欧州選手はこの地域でのプレーが大好き

クラーク率いる才能豊かな軍団の中にあって、リー・ウェストウッドのアジアにおける戦績は傑出している。驚くべきことに、ウェスティはアジアの地で15勝を挙げており、直近では2014年に欧州ツアーの「メイバンクマレーシアオープン」を7打差で制している。その勝利はクアラルンプールG&CCでのものであり、今回同様に暑く湿度の高いコンディションでのものだった。ウェストウッドは暑くも湿度が高くもないイングランドのワークソップ出身だが、今週も奇妙なことながら、マレーシアでのびのびとプレーするだろう。

5) ナイターゴルフはいかが?

たとえ嵐がやって来て大会に遅延が生じたとしても、決して主催者が慌てふためくことはない。というのも、グレンマリーには照明設備があるのである。もちろんこれは冗談だが、もしかしたら、ナイターで競技ゴルフが行われるのも、そう先の話ではないかもしれない。

6) 両キャプテンは旧知の仲

クラークにとって、今年キャプテンとして対戦する古い友人は「ライダーカップ」米国代表キャプテンのデービス・ラブIIIだけではない。北アイルランド出身の彼はアジアチームを率いるジーブ・ミルカ・シンとも古い付き合いなのである。長年の友人である両キャプテンは、ともにそのキャリアにおいて成功を謳歌してきたが、今週はその友人関係を保留し、互いにチームを勝利へ導くため競い合う。

クラークは「ジーブは僕のケツを蹴り上げようとしてくるだろうし、こちらもそれは同じことさ」と述べ、シンは「ダレンとの勝負を楽しみにしている。彼とは多くの楽しみを味わうことになるだろう」と述べた。

7) 出場選手の2015年における欧州ツアー勝利数の合算は18勝、「レース・トゥ・ドバイ」のトップ20からは14選手が出場

悪くない数字である。特に、シンのチームの何人かの選手たちはほとんど欧州ツアーでプレーしていないことを考えると、なおさらである。クラークのチームで昨年最も優勝が多かったのはアンディ・サリバンの3勝で、ダニー・ウィレットが2勝でこれに続いている。全体で見ると、欧州側では9選手が昨季優勝を飾っている。

一方、アジアチームにも最近メキメキと頭角を現した選手が散見される。アニルバン・ラヒリキラデク・アフィバーンラトは昨季2勝を挙げたとあって、欧州ツアーのファンにもすっかりお馴染みの選手となった。トンチャイ・ジェイディーは言わずと知れた存在である。欧州ツアー7勝の彼は2015年の「ポルシェヨーロピアンオープン」を制しており、46歳にして第一線での奮闘を続けている。

また、2015年の「レース・トゥ・ドバイ」でトップ20入りを果たした選手のうち14選手が出場するという事実が、今週プレーする選手の質の高さを物語っている。

8) 大会形式

マッチプレーは特別な瞬間や興奮を喚起するのもだが、二つの大陸を代表する選手たちが3日間にわたりしのぎを削る2016年「ユーラシアカップ」も、その例外ではない。初日にはフォーボール6試合が行われ、土曜の2日目にはフォアサム6試合が行われる。日曜の最終日は全24選手によるシングルス12試合で雌雄を決する。

9) 近代的なキャプテンシーの予感

2014年の「ライダーカップ」で欧州代表のキャプテンを務めたポール・マッギンリー同様、たとえわずかであれアジアチームとの差を作り出すべく、クラークは近代テクノロジーの恩恵に授かることになるだろう。欧州チームがWhatsAppグループを始めたところにも、それを見て取ることができる。

このソーシャルネットワークメディアのアプリに明るくない方に補足すると、これはクラークのチームメイトが互いのコミュニケーションを密にし、チームの強い結束を助長するツールなのである。

10) 王室の承認

王室の承認印を得た大会というのはそんなに多くないものだが、今週の「ユーラシアカップ」は正にそれであり、木曜のプロアマではマレーシアのトゥアンク・ハジャ・ハミナ女王もプレーされる。女王陛下は欧州とアジアのスター選手とのプレーに先立ち、始球式も担当されることになっている。


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