マキロイ参戦 サミット開催地でファイナルシリーズ突入
2015年 トルコ航空オープン
期間:10/29〜11/01 場所:ザ・モンゴメリー マックスロイヤル(トルコ)
いよいよファイナルシリーズが開幕
ロリー・マキロイが「トルコ航空オープン」でヨーロピアンツアー復帰を果たすのと同時に、決戦の舞台となるモンゴメリーマックスロイヤルでは4週間にわたる「レース・トゥ・ドバイ」のファイナルシリーズが開幕する。
現在「レース・トゥ・ドバイ」で首位を走るマキロイは2位のダニー・ウィレットに27万1214ポイント差をつけているわけだが、約1ヶ月に及ぶファイナルシリーズの総ポイント数が3200万ポイントに達するとあり、北アイルランドの雄が引き続き後続との距離を置くには、現在の位置を?み取ったのと同レベルのパフォーマンスを発揮することが求められる。
<< 下に続く >>
現在世界3位のマキロイは、7月初旬に今は語りぐさとなった足首の負傷でシーズン半ばをふいにするまでは、例年通りの優位性を楽しんでいた。
友人と興じたサッカーの試合で左足首の靭帯を断裂する前のマキロイは、「オメガドバイデザートクラシック」と「WGCキャデラックマッチプレー」を制覇し、「マスターズ」では4位、「全米オープン」では9位と、上々のパフォーマンスを見せていたのである。
彼は怪我からの復帰戦となった「全米プロゴルフ選手権」で好調時のパフォーマンスを垣間見せる場面もあったが(同大会は17位)、今はシーズン終盤へ向け爆発的な飛躍を遂げるべく、メジャー2勝を飾り2度目の「レース・トゥ・ドバイ」制覇を果たした2014年シーズン当時のパフォーマンスを取り戻したいと考えている。
トルコでの打倒マキロイの急先鋒に立つのは、これまでのキャリアでともに最高のシーズンを送るウィレットと「レース・トゥ・ドバイ」で5位につけるアイルランドのシェーン・ローリーだ。
輝かしいシーズンを送るウィレットの今季のハイライトは、「ネッドバンクゴルフチャレンジ」と「オメガヨーロピアンマスターズ」での優勝と、「WGCキャデラックマッチプレー」での3位、そして「全英オープン」での6位タイとなっており、ローリーは世界最高峰の選手がフィールドに名を連ねた「WGCブリヂストンインビテーショナル」でタイトルを獲得し、一躍世界の舞台へと飛び出した。
「トルコ航空オープン」、「WBC HSBCチャンピオンズ」、「BMWマスターズ」、そして「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」の優勝者に与えられるポイントの総数は133万3330ポイントに達するため、ファイナルシリーズに出場する主要選手には「レース・トゥ・ドバイ」制覇のチャンスが残されており、ヨーロピアンツアー2015年シーズンのフィナーレは極上のエンターテイメントが約束されている。