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地元ウィスベルガーがダイアモンドCCの攻略法を語る

ベルントはダイアモンドで輝きを放つ

「ライオネスオープン」を前に、europeantour.comではかつての大会王者であり今回も地元の一番人気であるベルント・ウィスベルガーと共に、息を呑む景観にして危険な罠の待ち受けるホストコース、ダイアモンドCCの提示する挑戦状について査定してみた。

首都ウィーンの西方60キロ、アッツェンブルーク近郊に位置するダイアモンドCCは、風光明媚な青々としたオーストリアの低地にあって、燦然と輝いている。高名な英国の設計家ジェレミー・パーン設計のコースは2000年にオープンし、全長7417ydと距離も十分にあり、パー72でプレーされる。

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コースは近年、ヨーロピアンツアーで多くの勝利を手にし今はウィーン在住のミゲル・アンヘル・ヒメネスにより、多くのホールが改修されており、シグネチャーホールのパー4の8番もその一つだ。

2013年、同コースは世界クラスのコースからなるヨーロピアンツアー・プロパティの“デスティネーション”に指定される栄誉に授かり、この春には33室のアパートメント型ルームと2つの特別スイートルームからなるダイアモンドアパートメントホテルが落成し、包括的なリゾート施設としての卓越したステータスを確固たるものにした。

「景観美」と「やり甲斐のある挑戦」が同義となるこのコースは、広々としたウォーターハザードと、点在する深いバンカーを備え、6年連続でオーストリアのナショナルオープンの開催地となっている。2012年にこのコースで勝利を手にした同国№1選手のウィスベルガーは、昨年はプレーオフでミカエル・ルンドベリに敗れて2位、タイトル防衛に臨んだ2013年は14位タイ、そして2011年には5位タイに入っている。

「ベルントはダイアモンドで輝きを放つ」と言っても過言ではない活躍と言えよう。

「(この好成績の要因は)このコースではいつも良いプレーができるし、多くの声援が居心地良くプレーし、競争力を引き出す上での助けとなっているからだと思う」とウィスベルガー。彼は今季もすでに100万ユーロ以上を稼ぎ出し、現在「レース・トゥ・ドバイ」で5位につけている。

「もちろん毎週、全ての大会で勝ちたいと思っているわけだけど、自分の地元での大会となるとその思いは一層高まるわけで、(地元優勝は)どのゴルファーにとっても人生の目標の一つだ」。

「もしロリー(マキロイ)に訊けば、是非とも『アイルランドオープン』 で優勝したいと答えるのは確実だと思うし、リー(ウェストウッド)だったらウェントワースで勝ちたいと言うはずで、僕もその思いは変わらないんだ。確かにすでに1勝しているけれど、少なくともあと2勝くらいできればいいなと思っている。もっと勝てればいいね」。

<コース概要>

「コース設定が自分のゴルフ向きになる相性の良いコースと言うのは常にあるものだけど、ここは僕にとってまさにそういうコースなんだ」と続けたウィスベルガー。彼はオーストリアの首都ウィーン出身でもある。「ここは僕にとってティショットを心地良く打って行けるコースの一つであるのは間違いないし、そこが重要なんだ。というのも、ラフはボールをコントロールするには余りにタフで、グリーンはとても硬いから、フェアウェイキープが鍵を握っている」。

「思うに、ここで成功を収めてこられたのは、それを実践し、バーディを獲れるホールでその利をしっかり活かしてきたからじゃないかな。一般的に言って、とてもやり甲斐のあるコースだと思うし、僕はここでのプレーをエンジョイしているのは確かなところだね」。

<グリーン>

「近年、コースには多くの変更や改良が加えられてきたけれど、それはグリーンにも見て取ることができる。18番や9番のように、新しくなったグリーンは、今ではとても大きなパッティングサーフェスになったね。チャンスにつけるには、どのグリーンでも特定の場所に打たなければならない。そこまで傾斜がきついわけではないけれど、十分にアンジュレーションは効いていて、落としどころが狭いからショットの正確性が重要になる」。

<ウォーターハザード>

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