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オーストリアで再びの栄冠を目指すルンドベリ

今週ダイアモンドCCで開催される「ライオネスオープン」でタイトル防衛に臨むスウェーデンのミカエル・ルンドベリは、昨年の再現を狙っている。

1年前、現在41歳のルンドベリは決して自身のゴルフに満足な状態で大会に臨んだわけではなかったが、パットの微調整が奏功し、地元の人気選手ベルント・ウィスベルガーをプレーオフで退け、劇的なヨーロピアンツアー3勝目を挙げたのだった。

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今回も同コースでトップギアに入る術を模索することになるルンドベリだが、この状況は吉兆であると彼は考えている。

「ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨むのは常に特別なものなんだ」とルンドベリ。彼はヨーロピアンツアーでの始めの2勝を2005年と2008年にロシアで挙げている。「素晴らしい大会になるだろう」。

「今よりも自分のゴルフが少し良くなってくれればと思っているけれど、去年も似たような状況だったんだ。前週のスウェーデンでは良いプレーができなかったし、パットも良くなかったのだけど、一度パットが改善されると、僕はそのまま優勝することができたんだ。ひょっとすると、今年も同じような状況になるかもしれないね」

スウェーデン南部のヘルシンボリ在住のルンドベリは昨年、最終日に「65」と大爆発して首位のベルント・ウィスベルガーを捉えると、プレーオフ1ホール目で12メートルのバーディパットを沈めて優勝を決めた。

「あの週はパッティングが冴えていた。実際、ショートゲーム全般が素晴らしかったんだ」と振り返る。「だからロングパットで優勝を決めたのも理に適っていたというものだよ」。

「ベルントが優勝争いをしているとあって、あの日の雰囲気は物凄かったけれど、ギャラリーは僕のことが気に入らなかっただろうね。彼らはベルントに勝って欲しかったわけだから」。

「僕は1週間を通してボールをインプレーにキープし続け、ウェッジやショートアイアンで良いショットを放ったんだけど、今年も同様のプレーができればきっと優勝できるんじゃないかな」。

「ティからは真っ直ぐ打って行かねばならず、僕は通常そういうショットを持ち玉にしている。このコースは飛ばし屋向きじゃないところが気に入っているんだ。戦略的であらねばならず、2打目以降のグリーンを狙うショットに秀でていなければならない」。

「グリーンは概ね良い状態にあるし、ここ数週間は寒くて風の強い中でプレーして来ただけに、好天続きになることもとても楽しみだね」。

ナショナルオープンでの好成績を持続させたいウィスベルガーは、2012年にこの大会を制覇しており、トップ5入りも3回経験しているだけに、今年も同様の成績を残して次週チェンバーズベイで開催される「全米オープン」へ向けて手応えを得たいところだろう。

2009年にフォンタナGCで最終日に「60」を記録してこの大会を制した元大会王者でスペイン出身のラファ・カブレラベローもフィールドに名を連ねており、イタリアのマッテオ・マナッセロ、そして先週の「ノルデアマスターズ」で3位タイに入ったドイツのマキシミリアン・キーファーらも今大会に出場する見込みとなっている。

公式世界ゴルフランキングのトップ60入りを果たし、「全米オープン」の出場権獲得を狙うスコットランドのリッチー・ラムゼイは、この大会での優勝が必須条件となり、その上で他の大会の結果を待ちたい。ヨーロピアンツアー3勝のラムゼイは現在世界ランクで76位につけている。

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