「結果が出れば替える」ジャスティン・ローズのクラブ選び
カイマーとマクドウェルがBMW PGA選手権出場へ
マルティン・カイマーとグレーム・マクドウェルという、「全米オープン」に多大な足跡を残した2人のゴルフ界のスーパースターが、最新の“ビッグヒッター”としてウェントワースクラブで開催される来月の「BMW PGA選手権」の出場者リストに名を連ねることが確定した。
現「全米オープン」王者であるカイマー、そして2010年に欧州勢として40年振りに「全米オープン」を制したマクドウェルは、欧州ツアーが「BMW PGA選手権」の公式メディアパートナーである屋外広告会社のクリアチャンネルと組んで行う広告キャンペーンの第2弾として、ロンドンの町並みにその姿を現すこととなった。
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先月は、世界ナンバーワンにして「BMW PGA選手権」のディフェンディングチャンピオンであるロリー・マキロイと、2013年の「全米オープン」王者であるジャスティン・ローズの姿が大ロンドン中を席巻した。
48の広告板のほか、市内のバス停100カ所のサイドパネルに設置されたデジタルネットワークの液晶パネル“アドシェルライブ”でも展開され、選手たちの背景にはタワーブリッジの奥に広がるロンドンの壮観なスカイラインが映し出された。
5月21日から24日にかけて開催される「BMW PGA選手権」へ向けてクリアチャンネルと行う“ビッグヒッターが戻ってくる”キャンペーンの第2弾では、「ライダーカップ」の歴史の中でともに勝利を決めるパットを沈めた2人が採用されることとなった。
クリアチャンネルは主要幹線道路や首都周辺など、国内に6万カ所に及ぶインパクトの強い広告サイトを所有しており、M4、M3、A3及びM40といったインパクトのある主要道路沿いで、2015年「BMW PGA選手権」の存在感を高めるべく、空前のスケールで、戦略的にターゲットを絞った広告を繰り広げることになる。
2010年には「全米プロゴルフ選手権」を制しており、グランドスラム達成へ向け残り2つとなったカイマーは、9年連続で「BMW PGA選手権」へ出場することとなり、母国ドイツで優勝した2008年の「BMWインターナショナルオープン」に続くBMWの大会での優勝を目指している。
「『BMW PGA選手権』はこれまで僕にとって常に高い優先順位を占めてきた大会で、名高いロンドンの空からの景観とともにフィーチャーされるのはとてもクールなことだし、多くの人が僕のイメージをウェントワースで開催される欧州ツアーの旗艦大会と関連づけてくれるのかと思うと嬉しいね」とカイマー。
マクドウェルは昨年、フロリダにいる夫人のクリスティンさんの出産に備えるため、「BMW PGA選手権」を欠場していたが、今年は自身にとって12回目となるウェントワースクラブでの大会へ出場することに喜びを見せた。
「我々の旗艦大会でプレーする機会をみすみす見送るのにはやきもきしたけれど、家族が第一だし、今はまた、あの権威あるタイトルを勝ち取るため、焦点を絞る準備ができたよ」とマクドウェル。
「ウェントワースはロンドンの中心からとても近いから、数マイル先のサリー州で何が行われているのか、選手権がゴルファーやゴルファーでない人の注目を集める上ではもってこいだね」