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2015年 タイランドクラシック
期間:02/12〜02/15 ブラックマウンテンGC(タイ)

タイの栄冠はドットの手に

見事に欧州ツアーの勝者として復活を果たしたアンドリュー・ドット(オーストラリア)が母国優勝を狙っていたトンチャイ・ジェイディー(タイ)を退け、「タイランドクラシック」を制覇した。

2010年にインドでツアー初優勝を飾った29歳のドットは、それ以来トップ10入りを一度も果たせず、2013年末にシード権を失った彼は、昨年11月のQスクールを経て今季のシード権を獲得していた。

「言葉がないですね。青天の霹靂ですよ」と豪州出身のドット。彼は最終日をノーボギーの「67」でラウンドし、通算16アンダーとしてブラックマウンテンGCでの勝利をものにした。

「昨日今日と、とても良いプレーができましたが、まさかトップで終えることになるとは思いもしませんでした。良いプレーができているのは分かっていましたが、勝利を挙げるというのは夢のようですね」。

「正直なところ、2年前にシード権を失ったのは、自分にとってこれまでで最高の出来事だったのです。昨年は自宅に戻り、アジアンツアーでプレーしながら1年間自宅で過ごし、自分自身を見つめ直し、自分のゴルフを取り戻し、こうして勝者として戻って来られました。信じられないですね」。

大会アンバサダーのジェイディーは残り3ホールの時点でドットと並んでいたものの、3パットした16番でボギーを叩くと、続く17番ではガードバンカーからのバーディ奪取に失敗したため、勝負をプレーオフに持ち込むにあたりパー5の最終ホールでバーディが必要となるも、2オンに成功しながらイーグルパットを2.5mもショートし、続くバーディパットも決め切れなかった。

非常に面白い展開となった最終日は、至る所でドラマが起こった。この日を首位でスタートしたスコット・ヘンド(オーストラリア)は、2番と4番でバーディを奪い、一時は2打差のリードを築くも、その後は最終ホールまでバーディを奪えず、7番と14番では3パットのボギー。ガードバンカーからあわや池に捕まるかというショットを打った17番でもボギーを叩き、この日のスコアを「72」として、ジェイディーと並んで2位タイで大会を終えた。

ラウンド後、ヘンドは「17番では優勝を狙っていたので、バンカーショットでアグレッシブに行き過ぎてしまった。勝つためにここへ来たわけだからね」と述べた。

「ドットは18番でバーディを奪うと思っていたし、僕は15アンダーだったから、アグレッシブなバンカーショットが必要だと思ったんだ。残念ながら、少しクリーンに当たり過ぎてしまい、あのホールをボギーとしてしまった」。

「それでも、全体的にはとても良いソリッドな1週間だったし、多くのポジティブな収穫があったよ。ドットが勝てて良かったね。素晴らしいよ。もちろん、自分が勝ってあそこに立てていたらとは思うけれど、彼を祝福するよ。彼はこの週末、良いプレーをしたし、勝者として相応しいと思う」。

「幾つかの点について、キャディと腰を据えて話し合わないといけないね。プレーを誤ったところだね。そして、次はよりソリッドなプレーをして、王者として最終グリーンを後にできることを願うよ」。

出だしで3連続バーディを奪うスタートを切ったドットは、12番では1.5mのバーディパットを、15番では6mのバーディパットをそれぞれ沈め、同胞のヘンドのミスを活かす格好となった。

1番で1.5mのバーディパットを決めて首位タイに並んでいたジェイディーは、終盤に入るとドットに忍び寄り、2人でリーダーボードの頂点を分け合う展開となった。

元パラシュート部隊員のジェイディーは、10ホール連続パーとして首位の座を明け渡すも、12番では2mのバーディパットを沈めた。

彼の優勝への挑戦は、続くロングホールの13番でハザードに捕まり、7打のダブルボギーを叩いたことにより水泡に帰すかと思われたが、ジェイディーは14番で4.5mのバーディパットを沈め、続く15番では見事なセカンドショットからタップインのバーディを奪う盛り返しを見せた。

しかしながら、最終ホールで臍を噛んだ45歳のジェイディーは、最終日を「71」でラウンドし、欧州ツアー6勝目はその手からこぼれ落ちることとなった。

「全体的には良いプレーでしたが、クラブ選択で何度かミスをしました。特に13番はそうでしたね」とジェイディー。

「ベストを尽くしましたので、2位はオーケーですよ。アンドリューは勝利に値する素晴らしいパフォーマンスを披露しました。私は、また次頑張りますよ」。

「18番ではパットが上手く行きませんでした。十分な強さでストロークできず、ラインもしっかりと読めていませんでした。それでも、上出来なラウンドでしたし、地元の歓声による素晴らしい後押しを楽しむことができました」。

ジェイディーの同胞のキラデク・アフィバーンラト、カナダのリチャード・T・リー、そして米国のジェイソン・クヌートンの3人は通算14アンダーの4位タイで大会を終えた。

自身の欧州ツアー最年長優勝記録の更新を狙っていたミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)は、出だしの2ホールで連続バーディを奪う好調なスタートを切るも、その後は一日を通してバーディを奪うことができず、結局最終日は「73」でラウンドし、7位タイに終わっている。

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