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2014年 マスターズ
期間:04/10〜04/13 オーガスタナショナルGC(ジョージア)

ハースの背後にピタリとつけたウーストハイゼン

2014/04/11 12:52

オーガスタナショナルでの「マスターズ」は初日を終え、単独首位に立ったビル・ハースルイ・ウーストハイゼンらが1打差で追う展開となった。

南アフリカのウーストハイゼンは初日を3アンダーでラウンドし、同じく2012年の「マスターズ」でそのウーストハイゼンをプレーオフの末に下してグリーンジャケットを手に入れたバッバ・ワトソン、そしてディフェンディングチャンピオンのアダム・スコットがつけている。

米国のハースは出だしでボギーを叩くも、その後は6バーディ、1ボギーとして「68」で初日をラウンドし、難しいピンポジションが好スコアを阻んだこの日の水準を示してみせた。

12番では池に落としながらもボギーで切り抜けたウーストハイゼンは、その時点までに4つのバーディを奪っており、16番と18番でもバーディを奪うことに成功した。「ここまで良く振れていたし、プレーも良かったので、もうだいぶ前からこうした良いゴルフができると感じていた」とかつての「全英オープン」王者であるウーストハイゼン。「このコースをしっかり攻略できるのは自分でも分かっているけど、そうするには好調である必要があるんだ」。

スコットは、オーガスタナショナルで最も距離の短いホール(12番)でクリークに捕まった多くの選手の一人になりはしたものの、「マスターズ」のタイトル防衛に向け良いスタートが切れたことに喜んでいる。初日を「69」でラウンドしたスコットの唯一のミスは、ダブルボギーを叩いたその12番でのものだった。

7人で形成される2アンダーの集団には、「マスターズ」デビューを飾ったケビン・スタドラーヨナス・ブリクストジミー・ウォーカーの3人が含まれている。11番までノーボギーだったスコットは、この時点で4アンダーまでスコアを伸ばした。それまでに奪った4つのバーディには、昨年アンヘル・カブレラに勝利したプレーオフ2ホール目の舞台となった10番ホールでのものも含まれる。

過去にジャック・ニクラスニック・ファルド、そしてタイガー・ウッズの3人しか果たしていない2年連続優勝を狙うオーストラリアのスコットは、12番でティショットをグリーン手前を流れるレイズクリークへ入れてしまい、このホールを5打のダブルボギーとしてしまった。それでも、その後は13番と15番で長いパーパットを決めるなど、しっかりスコアをまとめている。

「今日はティからグリーンへかけてのプレーにとても満足している」とスコット。初日の「69」は彼にとって2010年と昨年に並ぶ初日の自己最高スコアである。「今日は、メジャー初日、特にマスターズの初日にプレーしたいと思うようなラウンドが実現できた。とてもソリッドなプレーだったね」。

「12番では唯一駄目なショットを打って、何打か余計に叩いてしまったけれど、良いスタートを切れたことにはとても満足している。それに、間違いなく、去年『マスターズ』を優勝したことにより、1番のティではこれまでにないほどくつろいだ気分でいられたんだ。大概、初めの6、7ホールは足が振るえ、神経が過敏になるものなのだけど、今日はそうならなかったからね」。

「メジャーで良いスタートが切れるのはデカいんだ。最も難しい大会なわけだからね。メジャーではバーディはそう易々と奪えるものではないし、初日を終えて5、6打、あるいは10打後方にいようものなら、その先に待っているのは厳しい3日間だからね」。

もし日曜に優勝すれば、(連続優勝を遂げた)華々しいメンバーの仲間入りができる、という思いはあったかと問われたスコットは、「特にないよ。確かにその話は出ていたし、今後もタイトル防衛に臨む選手は言われることになるだろうけれどね」。

「錚々たるメンバーで、偉大なるチャンピオンたちだけど、まだ大会は始まったばかりで、そのことについては考えが及ばなかったよ。今日はティオフするにあたり、3日間良いプレーをして優勝が狙える位置につけようという目標を定めたんだ。昨年と同じようにね」。

「全米オープン」王者のジャスティス・ローズも12番でクリークの餌食になった一人であり、彼は2ホールで7打を叩いた同組のフィル・ミケルソンと並んで「76」で初日を終えた。

スコットの3組前でプレーした50歳のミゲル・アンヘル・ヒメネスは、1968年の「全米プロ」でジュリアス・ボロスの打ち立てた48歳4ヶ月18日というメジャー最年長優勝記録を更新すべく、10番ホールを終えた時点で4アンダーと好調な滑り出しを見せた。

しかしながら、11番でボギーを叩いたスペインのヒメネスも、この日2番目に難易度が高かった155ヤードの12番でウォーターハザードに捕まってしまい、このホールをダブルボギーとして、最終的には初日のスコアを「71」とした。

大会前は優勝候補の一人に目されていたロリー・マキロイは、その12番ではパーオンに成功するも3パットのボギーとしてしまい、同様に3パットした18番でもボギーを叩いて初日を「71」でラウンドした。

「順調な一日だった。今日はアンダーパーで回れれば御の字だよ」とマキロイ。「今朝、ピンの位置を見たとき、大会運営側がスコアを抑え気味にしようとしているのが見て取れたんだ」。

「過去に比べると随分とコース設定が難しくなっている。明日の午後へ向け、グリーンはさらに硬くなるだろうね。もう少し柔らかくても良かったと思う。既にグリーンは速くなっているからね。日曜にはとても危険な状態になっていると思うよ」。

オーガスタでは過去16回のラウンドで一度も70切りを達成した事のなかったハースだが、今日は出だしでボギーを叩くも、その後は17番でボギーを叩いた直後に1.5メートルのパットを決めて奪った18番でのバーディを含む6つのバーディを奪うことに成功した。

「ラウンド前からその記録は知っていたから、60代で回れて良い気分だよ」とハース。「まだ先は長いけれど、今日の出来には大満足だよ」。

31歳のハースの父親であるジェイ・ハースは1995年の「マスターズ」で3位に入っているのだが、その他にも彼の一家はこの大会と特別な繋がりを持っているようだ。

「父の叔父であるボブ・ゴールビーが1968年の『マスターズ』で優勝していて、我々一家にとってこの地はそれ以来特別な場所になっているみたいだ」とハース。「昨晩父に訊いたら、『マスターズ』には22回出場したと言っていたよ」。

「僕の叔父のジェリーも『マスターズ』には2回出場しているし、同じく叔父のディラード・プルイットも確か1度は『マスターズ』に出たはずだし、ひょっとすると2回出場しているかもしれない」。

9番でバーディを奪い、「33」で前半を折り返したスコットランドのスティーブン・ギャラハーは、一時単独2位につけるも、10番からの3連続ボギーで自らのチャージに水を差してしまった。

それでも15番でバーディを奪い、最終的に「71」でオーガスタデビューを終えた39歳のギャラハーは、1アンダーでフランチェスコ・モリナリマッテオ・マナッセロのイタリア勢らと並んでおり、その1打後方にはかつての「全米オープン」王者であるグレーム・マクドウェルがつけている。

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