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「66」で綺麗に纏めたディンウィディーがフランスの地で首位タイに

ロバート・ディンウィディー(イングランド)はナジェティホテル&ゴルフオープン presented by ヌーフリーズ OBCの2日目を5アンダーの「66」でラウンドし、チャート・ヴァン・デル・ウォルト(南アフリカ)と並んでトップで週末を迎える。

天候が良くなったにも関わらず、上位陣のスコアが伸びないなか、ボギーなしの目を見張るラウンドを展開したディンウィディーは、2日目を終えて通算4アンダーとし、順位を14位上げてトップに立った。
午後の早い時間に日が出てきて風がやむとヴァン・デル・ウォルトとダニエル・ブルックス(イングランド)は共に猛烈な力を見せた。しかし、その勢いもバックナインで崩れてしまった。

ヴァン・デル・ウォルトは後半に3つのボギーを叩きバックナインを2オーバーとし、その日はイーブンパーの「71」。一方ブルックスは後半に4つのボギーを叩きこの日はヴァン・デル・ウォルトと同じ「71」で終了した。この二人のラウンドは、ディンウィディーの朝のラウンドを更に素晴らしいものにした。
「安定したプレーができてうれしいです」と30歳のディンウィディーは述べた。彼は3週間前チャレンジツアーのテルネットトロフィーで2日目と3日目終了時点で1位タイだった。「昨日は(3週間前と)同じ位の出来でしたが天候に助けられました」。

「コースを知り尽くしているし、ここでは何か良い予感がします。2日目を終えてトップに立っているとは思いませんでしたが、何であれ良いポジションにいる事は分かっていました」。
「とても良いパッティングでバーディを2つ獲りました。まず14番(パー5)の30フィートから。続いて15番の25フィートから。17番(パー3)では5フィートまで近づけ、その後ホールイン。5番でも完璧なバーディ。そして8番では9番アイアンのショットで7フィートまで寄せて最後のバーディを奪いました」。

「火曜日に足を踏み外し腰の椎間板を再び負傷してしまい出場はかなわないと考えていたことを思うと、素晴らしい出来でしたね」。
「水曜日は一回もボールが打てませんでしたので、もう見込みは無いと思っていました。しかし、アイシングをしてたくさん抗炎症薬を摂って回復したばかりなので、自分のプレーには満足しています」。

一方、3バーディの素晴らしいフロントナインで一時的にディンウィディーに3ストローク差をつけてリードしていたヴァン・デル・ウォルトは、終盤のプレーに落胆しているものの、まだ十分にヨーロピアンツアー初優勝を狙えるポジションにつけていることには満足している。
「初めのいくつかのホールは安定していました。グリーンのどこからでもパットが決まりました」と38歳のヴァン・デル・ウォルト。「パー5の9番で6番アイアンを使ってボギーを叩いてしまい、それで若干勢いが削がれてしまいました」。

「悪いショットは無かったけれど、グリーン周りでのチッピングは今ひとつでしたし、ボギーは全てグリーン周りからでした。がっかりしてはいますがまだ優勝を狙える位置にはいますし、18番を歩いてきて、自分がまだトップにいたのを見たときはびっくりしました」。

「週末へ向け、まだ楽観的に構えています。今まで通り上手い具合にボールを打ち続け、ウェッジがもう少し改善すれば、これからどうなるかなんて誰にも分かりませんよ」。
最初の2日間、キャディの負傷により自分でゴルフバッグを持ち歩くはめになったサイモン・ウェイクフィールド、そしてとクリス・ハンソンの二人のイングランド勢に加え、地元フランスで一番人気のヴィクトル・リウの3人が3位で並び、北フランスを舞台に順位がめまぐるしく入れ替わった激動の二日目は幕を閉じた。

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