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2023年 シンガポールクラシック
期間:02/09〜02/12 場所:ラグーナ・ナショナルゴルフリゾートC(シンガポール)

「シンガポールクラシック」で知っておくべき5つのこと

2023/02/08 15:42

今週のDPワールドツアーは、2019年以来となる極東再訪を果たし、ラグーナ・ナショナルゴルフリゾートCにて「シンガポールクラシック」が開催される。同大会について知っておくべき5つは次の通り。

DPワールドツアーがシンガポールを再訪
DPワールドツアーにおける9年間の不在を経て、我々は第1回「シンガポールクラシック」のため、再びシンガポールの地を踏んだ。今週の開催コースは、ツアーがこの地を最後に訪れた際に、チリのフェリペ・アギラーがツアー2勝目を挙げた舞台だった。

また、1993年に開場した同クラブは、地元のヒーローであるマーダン・ママットが2006年「シンガポールマスターズ」にて、前回王者だったニック・ドハティ(イングランド)を1打差で退けて優勝し、同国のゴルフ史において最も思い出深い瞬間が生まれた地でもある。

DPワールドツアーが初めてシンガポールを訪れたのは1993年のことで、この時開催された第1回「ジョニーウォーカークラシック」では、サー・ニック・ファルド(イングランド)が優勝しており、その3年後には同じくメジャー王者のイアン・ウーズナム(ウェールズ)が同大会を制覇した。かつての世界ナンバーワンであるビジェイ・シン(フィジー)とアダム・スコット(オーストラリア)も、それぞれ2001年と2010年にシンガポールで優勝しており、欧州ゴルフの偉人であるコリン・モンゴメリーも2004年に優勝を果たしている。

フィールド詳細
今週は多くのDPワールドツアーのスター選手たちがティアップする。132人で形成されるフィールドで最もランキングが高いのは、昨季セベ・バレステロス賞に輝いたライアン・フォックス(ニュージーランド)であり、彼以外にも、ともにDPワールドツアー2勝で、先月の「ヒーローカップ」に出場したジョーダン・スミス(イングランド)とイワン・ファーガソン(スコットランド)も出場する。

2018年「ライダーカップ」でキャプテンを務めたトーマス・ビヨーン(デンマーク)も今大会に出場するお馴染みの選手の一人であり、アジア勢では、李昊桐呉阿順の中国デュオ、さらにはタイのキラデク・アフィバーンラトとマレーシアのガビン・グリーンが目を引く存在となっている。

また、今大会にはかつてのアマチュア世界ナンバーワンである日本の蝉川泰果、タイ出身の15歳、ラチャノン・チャンタナヌワット、そして中国出身のウェニー・ディンといったアジアゴルフ界の未来を担う選手たちもフィールドに名を連ねている。1月「ソニーオープンinハワイ」で米PGAツアーデビューを果たした蝉川にとって、今大会はDPワールドツアーデビュー戦となる。

東南アジアスイング2連戦の初戦
アラブ首長国連邦でのエキサイティングな4週連続開催を経て、今後は「シンガポールクラシック」を皮切りに、東南アジアにて2大会が連続開催されることになる。

シンガポールの東海岸で開催される今週の大会を終えると、次戦はバンコクのアマタスプリングCCでの「タイランドクラシック」となる。そして、2月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの開催となる「ヒーローインドオープン」で締めくくられる。そんな中、果たして今週は、誰が2019年の「ボルボ中国オープン」で優勝したミッコ・コルホネン(フィンランド)以来となる極東での王者となるのか?

G4Dツアーが極東を初訪問
規模が拡大された2シーズン目のG4Dツアー(障がい者ゴルフツアー)は、すでに今週の極東初訪問を終えている。10人のフィールドにより2日間で開催された2023年スケジュール第3戦(全8戦)の「G4D at シンガポールクラシック」は、火曜にデビッド・ワッツが初優勝を遂げる結末を迎えた。

この南アフリカ人選手は、世界ナンバーワンのキップ・ポパートとのスリリングな格闘の末、上がり4ホールで3バーディを奪い、3打差で勝利を遂げた。「言葉で表現するのは難しいです。非現実的な感じがします。一線をこえることができてうれしいですね」とワッツ。

今年のシーズンは6カ国、8大会に拡張され、初めて年間王者を決めるシステムが導入された。最初のシーズンとなった昨季4勝のポパートは、12月に開催された今季開幕戦を制覇してランキングで首位に立っており、先月アブダビで開催された今季第2戦の「G4D at ヒーローカップ」では、スペインのフアン・ポスティゴ・アルセがツアー初優勝を果たしている。

リモート制作により炭素放出を140トン削減
今週は欧州ツアープロダクションが昨年ル・ゴルフ・ナショナルで開催された「カズーフランスオープン」に続き、2度目のリモート制作を行うことになる。今大会では、ライブ制作クルー全体が現場ではなく、ロンドンを拠点としたオフィスにて作業をする。

この取り組みにより、シンガポールへのクルーの移動が29%削減されるため、140トン以上の炭素放出が回避されることとなった。このリモート作業は、制作現場における持続可能な未来、そして欧州ツアーグループの気候変動、生物多様性損失、大気および海洋汚染、そして持続可能かつ倫理的調達へ向けたコミットメントへのさらなる一歩となる。

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