カナリアシリーズ3戦目 川村昌弘が参戦
2021年 カナリア諸島選手権
期間:05/06〜05/09 場所:アデヘGC(スペイン)
「カナリア諸島選手権」で知っておくべき5つのこと
ヨーロピアンツアーは引き続きテネリフェにとどまり、今週は「カナリア諸島選手権」が開催される。同大会について知っておくべき5つのポイントは次の通り。
カナリア諸島スイング最終レグ
ヨーロピアンツアーは2週連続でコスタ・アデヘでの開催。今週はカナリア諸島スイング3戦目の最終戦となる。
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これまでカナリア諸島スイングでは、「グラン・カナリアオープン」でガリック・ヒーゴ、そして「テネリフェオープン」でディーン・バーメスターと、いずれも南アフリカ人選手がそれぞれヨーロピアンツアー2勝目を挙げている。
ロースコア続出のコスタ・アデへ
コスタ・アデヘでヨーロピアンツアーが開催されたのは、先週の「テネリフェオープン」がわずか2度目のことであり、今週もフィールドはホセ・ガンセド設計コースを再訪し、同地でのツアー史上3度目の大会が開催される。
ケニー・フェリーが優勝した2005年の「スペインオープン」開催時との最大の違いは、8番ホールがパー5からパー4に変更されたことで、パー71でのプレーとなった点である。また、コース全長も41yd長くなっている。
パーの設定が低くなったとはいえ、今週は多くのロースコアのラウンドが予想される。先週は、トービヨン・オルセン(第1ラウンド)、ニコライ・フォン・デリングシャウゼン(第2ラウンド)、そして優勝したディーン・バーメスター(最終ラウンド)が「62」をマークしているが、スコット・ジェイミソンはそれをさらに上回る新コースレコードの「61」を第2ラウンドでマークした。
「単にシンプルなことを上手くこなしただけ。ここぞという時にパットを決め、流れを切らさなかったんだ」とジェイミソンは述べた。
A shot at 59.@scottjamieson54 sets a new course record 61 (-10) 👏#TenerifeOpen pic.twitter.com/28Nd7HHVC6
— DP World Tour (@DPWorldTour) 2021年4月30日
ヨーロピアンツアー史上最長パー4
560ydあるコスタ・アデへの8番ホールは、ヨーロピアンツアー史上最長のパー4であり、通常はパー5でプレーされている。
先週のこのホールのフィールド平均スコアは4.40で、「テネリフェオープン」で最も難しいホールとなった。
Hole 8 - 560 yard par 4? 🤔@LaurieCanter explains.#TenerifeOpen pic.twitter.com/T1ulg1uzHB
— DP World Tour (@DPWorldTour) 2021年4月28日
フィールド詳細
これまでのところ、カナリア諸島スイングは南アフリカ勢が支配しており、今季ヨーロピアンツアーで優勝したジャスティン・ハーディングとダニエル・バントンダーに続く形で、ガリック・ヒーゴとディーン・バーメスターが同地で勝利を飾った。
ヒーゴは、グラン・カナリアとテネリフェで2週連続トップ10入りを果たした唯一の選手となっている。彼は「全米プロゴルフ選手権」でのデビューを前に、今週は4週連続トップ10入りを目指してティオフする。一方、バーメスターや先週2位に入ったカル・サモーアといった選手は、今季メジャー第2戦への出場をかなえるべく、好成績を期して今週の大会に出場する。
この他では、トービヨン・オルセン(直近の2週で5位タイと12位)、アドリアン・メロンク(グラン・カナリアでの15位タイを経て、先週は3位)、そして「オーストリアゴルフオープン」で、ここ12カ月でのヨーロピアンツアー3勝目を挙げ、テネリフェでは5位タイに入ったジョン・キャトリンは、目下好調の注目選手となっている。
「レース・トゥ・ドバイ」ファンタジーゲーム
ヨーロピアンツアーの「レース・トゥ・ドバイ」ファンタジーゲームは、今週テネリフェでの「カナリア諸島選手権」へと続く。
週ごとの賞品やシーズンを通した賞品を懸け、参加者は6人編成のチームを組み、プライベートリーグ、週刊トップ10チャレンジ、そして1対1のコンペティションでプレーすることができる。