ニュース

欧州男子ケニアサバンナクラシックの最新ゴルフニュースをお届け

「ケニアサバンナクラシック」で知っておくべき5つのこと

カレンCCで開催される新規大会「ケニヤサバンナクラシック」について知っておくべき5つに事柄は次の通り。

新規大会

今週、ヨーロピアンツアーでデビューを飾る「ケニアサバンナクラシック」は23日火曜日に開幕する。

<< 下に続く >>

同大会は、南アフリカのジャスティン・ハーディングが勝利した前週の「ケニアオープン」に続き、カレンCCで2週連続開催されるイベントの2大会目となる。

カレンCCの歴史

ケニアオープンがツアーの国際スケジュールにその名を刻んだのは、前週の大会がわずか2回目のこと。カレンCCはこれまで50年以上続くケニアオープンを何度も開催してきた歴史を持つが、同コースでケニアのナショナルオープン以外のヨーロピアンツアーの大会が開催されるのは今回が初めてとなる。

今大会は、カレンCCで繰り広げられた記録破りの1週間の直後に同コースで開催される。ジョハネス・ヴィーアマンによる新コースレードの「62」に加え、前週はチェコのオンドレイ・レーサーが2021年「レース・トゥ・ドバイ」初のアルバトロスを達成した。これはホール・バイ・ホールのスタッツが記録され始めた1999年以降、カレンCCで記録されたわずか2例目のアルバトロスだった。レーサー以外では、2013年に開催されたチャレンジツアーの大会でベンジャミン・エベールが2番ホールで達成している。

勢いを持続させたいハーディング

ハーディングは、ジャスティン・ローズが2017年の「WGC HSBCチャンピオンズ」と「ターキッシュエアラインオープン」を2週連続で制覇して以来となるヨーロピアンツアーでの2週連続優勝を目指してティアップすることになる。

ノーボギーの「66」をマークし、2打差で「ケニアオープン」を制した南アフリカ人選手は、日曜にトロフィーを掲げた舞台と同じコースでプレーすることへの見込みを楽観視するとともに興奮しているとし、次のように述べた。

「実際のところ、僕はエンジョイするよ。もちろん興奮するよ。僕はこのところ良いプレーができているし、それによりこのまま行き続けるチャンスだってあるからね。良い大会になると思う。火曜にティアップする前は、まだ前日に優勝したような気持ちがするだろうけれど、僕はとにかくケニアが好きなんだ。ここでは信じられないほどの成功を収めてきたし、とにかく良い場所なんだ。人々は素晴らしいし、親切で、最終的には誰もがここでの時間をエンジョイしている」

「幸運なことに、ここはそこまで距離のあるゴルフコースではないし、比較的歩きやすいしね。ここは楽しいゴルフコースでもあるんだ。楽しみを味わえるし、ドライバーを打てるパー4がたくさんあるし、狙えるグリーンも多いから、常に何かを起こすためのチャンスや機会を作ることができるんだよ」

フィールド紹介

連勝を狙うハーディング同様、今週は複数の選手が、前週の好パフォーマンスを持続させようと目論んでいる。前週2位に入ったカート・キタヤマは出場2大会連続のトップ10入りを果たしており、前回王者だったグイド・ミグリオッティは、前週の「カタールマスターズ」での2位に続き、12位と好成績を残した。

一方、ロマン・ランガスクも前週4位タイと、カレンCCでの好調を持続。同コースでは2016年にチャレンジツアーの大会で2位に入ったほか、ヨーロピアンツアーとした開催された2019年大会でも6位タイに入っている。

「ここは僕にとって居心地の良い場所」とランガスク。「僕はチャレンジツアーでは、ここで2位に入っているし、2年前は確か6位だったと思う。ここは僕にとって相性の良いコースなんだ。僕はここでとても攻撃的にプレーできるし、コースでは良い心持ちがするし、ここにいることが楽しいんだ」

#ゴルフ・フォー・グッド

今週は、ケニアでのダブルヘッダーの期間中、ヨーロピアンツアーのゴルフ・フォー・グッド活動と大会パートナーのアブサがタッグを組み、地元のチャリティー活動を支援することが発表された。

・「ケニアオープン」では、すでに376万2000ケニア・シリング(約3万301ユーロ)の募金額が計上されており、今週の「ケニアサバンナクラシック」でも、さらなる募金が集まることとなる。

・「ケニアオープン」の公式提携銀行であり、「ケニアサバンナクラシック」の冠スポンサーであるアブサは、ケニアで2週連続開催となったヨーロピアンツアーの大会を通じ、カレンCCでの1バーディ毎に1000ケニア・シリングを募金することになっている。

・ヨーロピアンツアーによるCSR活動を包括的に傘下とするゴルフ・フォー・グッドも、同様にエブリィ・バーディ・カウンツ(全てのバーディに価値がある)キャンペーンを実施するため、前週の「ケニアオープン」と今週の「ケニアサバンナクラシック」で選手がバーディを奪った場合、1バーディにつき2000ケニヤ・シリング(約15ユーロ)の募金を行う。

・前週の「ケニアオープン」では1881のバーディが記録されており、そのうちの21バーディは、大会最小優勝スコア記録となる通算21アンダーをマークしたジャスティン・ハーディングによるものだった。

関連リンク

2021年 ケニアサバンナクラシック



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!