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2020年 オーストリアオープン
期間:07/09〜07/12 場所:ダイヤモンドCC(オーストリア)

「散々なプレーをしてきた」 ウォーレンがツアー4勝目

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による4カ月の中断を経て再開。マーク・ウォーレン(スコットランド)が「オーストリアオープン」を制覇し、6年ぶり4度目の欧州ツアー制覇を果たした。

2014年「メイド・イン・デンマーク」以来となる優勝にウォーレンは「あれ以来、僕はゴルフコースで散々なプレーをしてきた。この中断は誰にとっても不運なものだったけれど、僕にとってはタイミングが良く、自宅で過ごしながら、ゴルフをプレーする準備を整える事ができた」と話した。

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「長い中断により、家族と過ごせたのが良かった。ここ数週間、良い練習を積んで、ゴルフをプレーする準備を整える事ができたんだ。リフレッシュして臨む事ができたね。多分、今週は自分のバッグを担ぐ事で、単にプレーしながら様子見をし、気持ちを落ち着かせる事ができたと思う。結果はこれ以上ないものだったね」

「(キャディなしのプレーは)異なるものだったし、2005年以来の事だったから、15年ぶりだった。これが唯一にして最後の機会になればとは思うよ。今、自分の言っている事に関係なく、僕はキャディ同伴をエンジョイする方だから」

「昨晩、僕は良き友人でもある数人のキャディから良い感じのメールをもらったんだ。彼らには言わなかったけれど、昨日はひどかったから、僕は彼らのうちの一人とラウンドできたらと思っていたんだ。そういう時、彼らはなんて素晴らしい仕事をしてくれているんだと感謝するものなんだ。またキャディがバッグを担いでくれるのを楽しみにしている」

ウォーレンは、最後に1.5mのパットを決めて仕事を完遂した。「僕の頭では大会はバックナインに入るまで始まらないんだ。ここではフロントナインで多くの事が起こり得るんだ。池絡みのホールも多いしね。風も巻いていてタフだった。かなりの接戦になっていたので、僕はショットにできる限りコミットするよう心掛けた」

「ハーフターンの前後、9番と10番で良いショットを打ってバーディを2つ奪った。11番でも良いアイアンショットを打ったのだけど、思ったように風が吹かず、ボギーを叩いた。あれで少し後退した気がしたけれど、15番で良いバーディパットを決めると、17番では4.5mほどのきつい下りのバーディパットを沈めることができた。僕は打ち過ぎないよう心掛け、タッチを合わせるようにしたのだけど、幸運にも真ん中から入ってくれた」

「数時間前にはシード権を持っていなかったので、今は勝者として、今年の予定を立てられるようになったのは良かった。とにかく、今やっていることをやり続けることだね。一打一打に集中し、プレーする際は、考え過ぎないよう努めるよ」

新型コロナウイルス危機による数カ月に及んだロックダウンを経て、3月「コマーシャルバンクカタールマスターズ」以来となったツアーの大会は二重ランキングの大会となり、結果は欧州ツアーの「レース・トゥ・ドバイ」、そして下部チャレンジツアーの「ロード・トゥ・マジョルカ」の両方に加算されることになる。ツアーは次週もオーストリアに留まり、「ユーラムバンクオープン」(GCアダムスタル)が開催される。

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