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2019年 オーストラリアPGA選手権
期間:12/19〜12/22 場所:RACVロイヤルパインズリゾート(オーストラリア)

「オーストラリアPGA選手権」で知っておくべき5つのこと

今週はクイーンズランド州のRACVロイヤルパインズリゾートにて、2019年最後の大会である「オーストラリアPGA選手権」が開催される。同大会について鍵となるストーリーラインは次の通りである。

3連覇なるか

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今週は地元人気選手のキャメロン・スミスが「オーストラリアPGA選手権」3連覇に挑むことになる。2018年にこの大会でヨーロピアンツアー初優勝を果たした26歳は、昨年、ジョーダン・ズニックとのプレーオフを制し、大会2連覇を遂げた。このスミスによるタイトル防衛は、2000年から2001年にかけて大会連覇を果たしたロバート・アレンビー以来のこと。今週、ブリスベン出身のスミスが3連覇を達成することができれば、1905年から1907年にかけて大会を制覇したダン・ソーター以来の快挙となる。

メジャー王者たち

アダム・スコットは、今週RAVCロイヤルパインズリゾートでティアップする選手の中では、唯一の元世界ナンバーワンであり、同じく豪州出身のスチュワート・シンクを含めると、今週のフィールドには2人のメジャー王者が顔を揃えることになる。ヨーロピアンツアーに組み込まれる前には、多くのメジャー王者が「オーストラリアPGA選手権」を制覇しており、このリストには故セベ・バレステロス、イアン・ベーカーフィンチ、ウェイン・グレイディ、ケル・ネーグル、グレッグ・ノーマンジェフ・オギルビーゲーリー・プレーヤー、2013年王者のスコット、そしてピーター・トムソンが含まれる。

年内最終戦

2019年の最終戦となったこの大会には、ゴルフの祝祭たる華やいだ雰囲気が漂っている。スケジュール変更により、この大会はオーストラリアにおけるゴルフの夏を締め括る大会になり、ISPSハンダオーストラレイジアPGAツアーとヨーロピアンツアーの選手たちがジョー・カークウッド杯を懸けてしのぎを削ることになる。試合後に現地の年間王者にあたるノーマンボンニダメダルの行方が決まることになる。

豊かな歴史

第1回「オーストラリアPGA選手権」は1905年に開催され、スコットランドのソーターが優勝した。当時、大会はマッチプレー方式が開催され、1905年から1907年にかけて大会3連覇を果たしたソーターは、1910年にも大会制覇を果たした。大会は1964年に72ホールのストロークプレーに変更され、2015年からヨーロピアンツアーとオーストラレイジアPGAツアーの共催大会となった。

1905年の第1回以降、これまでの優勝者の国籍は7カ国となっている。地元豪州出身選手はこれまでのべ81回優勝しており、スコットランドが11回、米国が2回、そしてイングランド、ニュージーランド、スペイン、南アフリカが各1回優勝している。

開催コース

RAVCロイヤルパインズリゾートは、車で2時間北上したパーマークーラムリゾートに代わる形で、2013年からこの大会の開催コースとなっている。グラハム・マーシュが改修を手掛けたチャンピオンシップコースは、全長7364ヤード。木立が並ぶフェアウェイはタイトで、グリーンはうねり、随所にウォーターハザードが施されている。ゴルフコースを離れると、観客は豪州ゴールドコーストの粋を堪能することができる。テーマパーク、黄金色のビーチ、そして風光明媚なゴールドコーストは、1年を締めくくるのには打ってつけの場所だ。

2019年 オーストラリアPGA選手権



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