「プレジデンツ杯」メンバーが母国で連戦 堀川未来夢がエントリー
2019年 オーストラリアPGA選手権
期間:12/19〜12/22 場所:RACVロイヤルパインズリゾート(オーストラリア)
双子のラスムスの勝利に意欲満々のニコライ・ホイゴー
ニコライ・ホイゴーは、18歳にして双子のラスムス・ホイゴーがヨーロピアンツアー初制覇を遂げた場面を目撃したことが、自分自身の勝利へのモチベーションとなったと語った。
このところ日の出の勢いを見せるラスムスは、11月に21世紀生まれの選手として初めてヨーロピアンツアーのQスクールを通過すると、直近の「アフラシアバンクモーリシャスオープン」ではプレーオフの末、劇的な勝利をものにした。
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ニコライもまた、プロキャリアでは輝かしい船出を飾っており、9月の「KLMオープン」では「ライダーカップ」欧州代表のスター選手であるセルヒオ・ガルシアに次ぐ2位に入っている
そして、この若きデンマーク人選手は双子の兄弟の達成の再現を狙ってはいるものの、「オーストラリアPGA選手権」では、勝利ではなく、選手としての成長を目指していると述べた。
「もちろん、(双子の兄弟の優勝は)大きな発奮材料となっています。ラスムスの優勝は嬉しいですし、自分も同じことを成し遂げたいですね」とニコライ。
「とはいえ、ラスムスの勝利に我を失わないようにし、自分自身のことに集中しようと思います。たとえここで2位に終わったとしても、それはそれで良い結果ですから」
「常に自分自身を兄弟と比べる必要はないんです。ラスムスの勝利は嬉しいことですし、今週は僕が彼の後を追うことができればと思っています」
「ラスムスの優勝に続くことができれば素敵ですが、勝利はどこから降ってくるか分からないものですからね」
「昨季は、それが突然起こり得るということを実感しました。ここでは、良い一週間を送ることができればと思います。結果には固執していません。自分のゴルフを伸ばしたいと思っていますし、シーズン序盤ですので、上位で大会を終えることができればと思っています」
2019年の「ロード・トゥ・マジョルカ」で2位に入り、今季ヨーロピアンツアーのシード権を得たカラム・ヒルは、今季ツアーで目覚ましいスタートを切っている。
スコットランドの新鋭は、2020年シーズンの幕開けとなった「アルフレッド・ダンヒル選手権」で13位に入ると、その翌週にはモーリシャスで17位タイに入ったのである。
同胞のロバート・マッキンタイアが2019年にサー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人選手に輝いたのを目の当たりにしたヒルは、今季同じ達成を目標に掲げた。
今週の強敵ぞろいのフィールドに名を連ねたヒルは、マッキンタイアの快挙達成を意識しているかと問われると、「もちろんです。そうすべきでしょう」と述べた。
「彼と似たようなことを達成したいですし、そうなれば笑うことができますね。天運を祈るばかりです」