強風の影響で日没サスペンデッドに 暫定首位はJ.ヴァンジル
2013年 アフリカオープン
期間:02/14〜02/17 場所:イーストロンドンGC(南アフリカ)
風の吹く南アフリカで安定した戦いを見せたヴァンジル
ジャコ・ヴァンジルは風の強いイーストロンドンゴルフクラブでの初日をトップで終えた。しかし彼のリードは、一日目のラウンドが再開される金曜の朝、ブラジル出身のアジウソン・ダ・シルバによって脅かされる可能性を秘めている。
風が強く、グリーン上のボールが動いてしまい、特に開けた3番ホールは状況が非常に悪かったため3時間の中断を余儀なくされた状況の中、南アフリカ出身のジャコ・ヴァンジルは、6アンダーの「66」を記録した。
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欧州ツアーのチーフレフリー、ジョン・パラマーが選手達に引き上げを指示した時、ジャコ・ヴァンジルはジョン・パリーに並び4アンダーであった。しかし再開後、パー4の5番と6番のドライバーショットをグリーンに乗せ、2パットでバーディを奪った。
南アフリカ出身のジャコ・ヴァンジルは、欧州ツアーで12回トップ10入りしているが、まだ優勝を経験したことはない。試合が中断される前、彼は3バーディ、1ボギー、そして15番ロングホールで奪った1イーグルという成績だった。
午後の部となった、サンシャインツアーの常連の41歳のダ・シルバは、最初の6ホールで5バーディを奪った。そして、その後の8ホールで5アンダーをキープし、日が暮れたところでラウンドを終了させた。
「最終3ホールをプレーしている時に頭にあったのは、早いところ終わらせてこのコースから立ち去ろうということだけなんです」とジャコ・ヴァンジルは述べた。
「風が本当に、本当に強くて、特にフロント9は酷かったです。立っているだけで一苦労、パットの時にバランスを取るのが非常に難しかったですから。試合中断の判断は正しかったと思います」。
「今週は非常に良くボールを捉えられています。このようなショートゲームをバッファローシティでできて良かったです」。
「このまま良いラウンドが持続できれば、日曜も間違いなく上手くやれるのではないかと感じています」。
イングランド出身のパリーは2010年、ルーキーとして優勝をしたが、その後クオリファイングスクールで快勝を収め欧州ツアーへ戻った一年後まで、いい成績は残せなかった。
彼は最初の11ホールを5バーディ、1ボギーとし、ジャコ・ヴァンジルに並んだ。しかし中断からの再会後、彼は調子を落とし、2番、4番ホールでボギーを叩いた。その結果順位は2アンダーの4位へ後退した。
しかし、彼は5番、7番でバーディを奪い4アンダーまでスコアを伸ばし、本日を2位で終えた。