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2013年 全米シニアオープン選手権
期間:07/11〜07/14 場所:オマハCC(ネブラスカ州)

尾崎直道キャディ~靖子の全米シニアプロ参戦記~その3

こんばんは。今日は「全米シニアプロ参戦記」の一日目でした。

尾崎プロのティタイムは7:25。朝の2組目のスタートということで、コースに着いて練習場を見たら、打っているのは一人だけ。朝の気温が12度程で、北風の吹く寒い朝でした。

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朝の練習の時点で、プロのバックには15本のクラブがあったんですよ。昨日までの練習ラウンドでは今日と違って南からの風だった為、コースマネージメントが変わるので、朝練習しながら決める、との事でした。結局19度のハイブリッドを置いていく事に。今日一日ラウンドしてみて、「あー、あれを持っていれば」という場面はなかったので、正解かな?

気温の話に戻りますが、尾崎プロは寒いより暑い方が断然好きです。寒いと体が回らずに、ショットが安定しません。ですから、今日くらいの寒さだったらまだしも、これ以上寒いと辛い様です。

さて、今日のスコアですが、2バーディ2ボギーのイーブンパー「71」。1番ホールで、ティショットを右に曲げて、パーが拾えずボギースタートとなりました。2番も強烈なアゲインストで、375ヤードと短いパー4もやっとのパー。ここで一言「何だよ、この風、すごくないか?」とプロ。

3番ティに来ると少し風も収まったのですが、プロと2人で「今の風なんだったんだろう?もう風ないじゃん」と何だかしっくりしない感がありました。しかし、風は2番ほどではないものの、やはり一日中私達のお伴としていつも吹いてくれていました。

4番パー5では、2打目グリーンまで228ヤードでしたが、グリーン手前花道につけ、そこから寄せてバーディ。9番で、上りの159ヤードをグリーン奥へ付けましたが、25フィート強の下りの難しいパットを1.5メートルに寄せてホッと一息ついたと思ったら、返しのパットの出だしで思ったよりも左に取られ、ここで痛いボギー。尾崎プロは、「あ~、やっちゃったよ。」と一言。1分くらいは、考えている様子でしたよ。

後半に入っても、まったくコースは私達に優しくはしてくれず、きついゴルフが続きました。12番パー4で6メートル程のパットを決め、バーディとしましたが、他では中々バーディチャンスにつける事ができずに、『パーをセーブする』ゴルフが続き「全然楽にならないですねぇ」と私が言うと「うん、きついなぁ~」と返ってきました。

チャンスのあった17番パー5では、2打目を3Wでグリーン5ヤード手前につけましたが、
アプローチのクラブ選択ミスか、寄せきる事ができずにパーに終わり、やっと来たバーディチャンスを逃し、いつもよりがっくり度が高かったなぁ。。あそこで8Iのランニングアプローチではなくて、「パターでやりましょう」と押せば良かったかな、など色々と考えちゃいました。グリーンエッジからピンまで34ヤードあったし、アンジュレーションもきつかったし、他にもできたろうか、などなど。

イーブンパーという事で、明日また新しいスタートだという気持ちで行こう!と思っています。目標はやっぱり4バーディ。ボギーは遠慮させて頂きたいな。では、また明日書きますね~。応援お願いします!

後半に入ると、グリーン側にあるリーダーボードが目に入ってきたのですが、室田プロが9番終わって9アンダーなのを見て、プロが「やっぱり室田さんはうまいなぁ~!」でした。

【ムーア靖子 プロフィール】
1975年7月26日生まれの37歳。B型で獅子座。栃木県出身。学生時代、プロを志したが、力及ばずに断念。2001年に渡米。サンディエゴで生涯の師となる今井貞美LPGAティーチングプロと出会い、ティーチングプロとして再びゴルフに関わる事に。カリフォルニアとアリゾナのゴルフ場にクラブプロ/LPGAティーチングプロとして勤務。09年から、尾崎直道プロのキャディとしてアメリカチャンピオンズツアーに参加。12年、尾崎プロが試合の場を日本に移してから、キャディ業を遠のいていたものの、今回1年以上のブランクを経て、今大会で再び尾崎プロのバックを担ぐ事に。現在は、ゴルフの経験と、(少しだけある)知識を活かし、フリーで活動中。大の犬好き。日焼けを気にするお年頃。

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