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米国チャンピオンズ/最終メジャーはドラマが起こりそうな予感・・・

シニアメジャー最終戦「JELD-WEN トラディション」の開催コースは、今季米国チャンピオンズツアーで2番目に長い7,212ヤードの設定となっている。2003年より160ヤード以上も総距離が伸びた上に、雨量が多かったのも影響し選手達に要求される飛距離は実際のヤーデッジよりも遥かに長くなる。

ヘイル・アーウィン
「昨年、優勝したトム・ワトソンが出した『62』なんてスコアは今年はまず無理だね」

トム・カイト
「メジャーはレギュラーツアーよりもレベルが高いべきだと思っているので、コースの難易度があがることは反対してません。昨年に比べて距離が伸びただけでなく、フェアウェイもかなり狭められましたね」

「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)」の行方を担うメジャーとしては、素晴らしい舞台が用意された。今季は2勝以上挙げている選手が4名のみ。多くの有力選手達には、栄冠を手にする最後のチャンスとなる。

さらに、最後の最後まで試合の行方が分からないような演出も加えられている。上がり4ホール中3ホールがパー5。最後の4ホールでイーグルやバーディラッシュはもちろん、池が絡むホールも多いので痛恨の池ポチャなど、多くのドラマが生まれるだろう。

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