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モーリシャスで日本の川村昌弘が躍動

シンガポール・セントーサ 5月11日:

アジアンツアーならではの多様性と魅惑溢れるカルチャーが、日本の川村昌弘のキャリアに、より一層の彩りを添えることになった。

川村は初開催だった賞金総額100万ユーロ(=約1億3千万円)大会、「アフラシアバンクモーリシャスオープン」でトップ5フィニッシュを果たし、居心地の良い日本を飛び出して出場機会を活かしたことに意味があったと証明してみせた。

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人種のるつぼと言われるアジアンツアーに出場することは、22歳の川村にとって洞察力が身に付くという点だけでなく、賞金獲得という意味でも旨味がある。アジアンツアー、ヨーロピアンツアー、サンシャインツアー(アフリカ)の3ツアーが初めて共催した歴史的な大会で、川村は4万ドル(=約480万円)を稼いだ。

「とても良い1週間だった。優勝はできなかったけど、この大会でプレーでき、すごく良い経験になった」

「思い切って日本の外に出て、アジアンツアーで戦うのはとてもワクワクします。モーリシャスのような土地に来て、その土地のホスピタリティ、食事、施設を体験することができる。本当に素敵なことだと思う」

川村は2013年の「アジアパシフィック選手権 パナソニックオープン」で、サンデーバックナインの追い上げで逆転優勝を飾り、アジアンツアーのツアーカードを手にした。

このモーリシャスでも、最終ラウンドを「66」としたものの、アジアンツアーの2つめのタイトル獲得には及ばなかった。ただ、手堅いプレー内容で、まだまだ先の長いシーズンに向けて良い兆しを感じさせるラウンドではあった。

「この結果は残りのシーズンに向けて自信になりました。シーズン序盤だということを考慮しても、いい流れで来ている」。川村はここまでメジャーとWGCを除く全5試合に出場し、3試合で予選通過している。

ASIAN TOUR
情報提供:ASIAN TOUR

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