46歳のトンチャイ・ジェイディーが通算8勝目に王手
すばらしき8月 アジアン ツアーCEOジョシュ・バラック
アジアンツアー通信/2017年8月号
アジアンツアーと我々メンバーたちにとって、8月はすばらしい月だった。
最も大きな話題といえば、アジアンツアーがR&Aの提携組織として認められたことだ。アジアンツアーは、欧州外で初めてのR&Aの提携ツアーとなった。我々は欧州ツアーと欧州女子ツアーに加わる、新しいR&Aの関連組織となった。
アジアンツアーとR&Aはアジア地域のさらなるゴルフ発展のため、緊密に連携して働いていく。公式にゴルフルールを管轄する団体との拡大した協力関係として、我々は何人かのトップアマチュアをアジア下部のデベロップメントツアーに出場させ、R&Aは我々の競技委員強化を支援することを開始する。また、アジアンツアーは4年に1度セントアンドリュースで開かれている国際ゴルフ会議において、R&Aによって代表されることとなった。
このR&Aとの協力関係は、アジアンツアーとADTが、選手たちが成長してトンチャイ・ジェイディーやアニルバン・ラヒリ、キラデク・アフィバーンラト、スコット・ヘンドのように世界で活躍するための、アジア地域における最上位の男子プロゴルフツアーであることを明確に示している。
インドネシアの突出したゴルフの発展にともない、我々は「インドネシアマスターズ」がアジアンツアーにおけるシーズン最終戦のフラッグシップイベントとなることを宣言する。豪華イベントとして賞金総額は75万ドルを誇り、大会は12月14日から17日まで、ロイヤルジャカルタゴルフクラブで開催される。フラッグシップイベントとなった「インドネシアマスターズ」の優勝者は、国際レベルの大会に見合うべく増額された世界ランキングポイント、20ポイントを獲得する。
2017年シーズンの最終戦として、アジアンツアーの賞金王は各スタッツカテゴリの1位選手や、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、最優秀ゴルフ場、最も観客に喜ばれた大会などが表彰される場で、その偉業を祝福される。また、「インドネシアマスターズ」は、タイ、インド、インドネシア、マレーシア、日本と続く対象5大会の総合ポイントによって競うパナソニック・スイングの3試合目となる。アジアンツアーメンバーはポイントを累積していき、上位3選手が賞金ボーナスを得ることとなる。
この原稿を読む頃には、アジアンツアーは「フィジーインターナショナル」において新たな境地を切り拓いていることだろう。今回、ツアーは初めてオーストラレイジアツアーと欧州ツアーとともに賞金総額150万豪ドルを誇る大会を主管する。
「フィジーインターナショナル」はまた、総額で1200万ドルを上回り、最低12試合が行われるシーズン後半戦の開幕を告げる試合となる。それに、我々はまだシーズン終盤に数試合を加える可能性を残している。次回のコラムでは、その詳細についてさらに詳しくお伝えできることだろう。
アジアンツアーのデジタル分野については、高い成功を収めているモノローグ形式の動画シリーズ #whereitsAT キャンペーンの第2弾を開始した。
最終目標は、我々の選手たちを使って、世界のゴルフ界において発展を続けているアジアンツアーをより強くアピールすることだ。第1弾キャンペーンは計り知れない成功を収めたが、それは印刷およびオンラインメディアに加えて、我々を支えてくれるすべてのファンなくして可能にはならなかった。
今後ともアジアンツアーとツアーを代表する選手たちの継続的なサポートをお願いしたい。
情報提供:ASIAN TOUR