C.リーがバーディ量産で、ツアー初勝利に王手
2013年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ
期間:09/05〜09/08 場所:クランスシュルシエレ
トンチャイ、逆転へのシナリオを書き上げる
クランス・モンタナ、スイス 9月7日
タイのトンチャイ・ジェイディが、オメガ・ヨーロピアン・マスターズの土曜日、第3ラウンドを1アンダーの70で回り、最終日での逆転準備を整えた。
比類無い3度のアジアンツアー賞金王に輝くなど、数々の栄光に彩られたタイのスターは、欧州の地で2度目の優勝チャンスを掴むために、上位との差を詰める積極的なゲームプランが必要だ。
<< 下に続く >>
「明日はピンを果敢に攻めて、なるべくトップに迫りたい」と、3日目を通算6アンダーの207で終えたトンチャイは語った。
トンチャイは、序盤5ホールで3バーディを奪う好スタートで、前半を33で折り返した。
けれども、10番、13番、17番でこの貯金を使い果たし、最終18番でようやく待ちに待ったバーディが訪れた。
「前半は無駄の無いプレーが出来ていたけど、バックナインのいくつかのホールで苦しんだ。ここのピンポジションは本当にやっかいだ」と、アジアンツアー13勝を誇る男は振り返った。
「うまくやるためには、自分自身のゲームプランを忠実にこなすことが大切だ。風の向きによって、ここではドライバーを使う必要は無く、時には3番ウッドや5番ウッドで十分な時がある」とトンチャイは続けた。
トンチャイは、クランス・モンタナで開催されている賞金総額210万ユーロ、約280万ドルのビッグイベントで、タイ勢の先頭を走り続ける。一方で、パリヤ・ジュンハサヴァスディクル(72)、キラデク・アフィバーンラト(74)、チャプチャイ・ニラト(70)の3人は、順位を上げることができなかった。
オメガ・ヨーロピアン・マスターズはヨーロッパで開催される唯一のアジアンツアーと欧州ツアーの共催試合で、アジアンツアー後半戦の幕開けを告げる試合だ。
情報提供:ASIAN TOUR
- ラムキングリップから、もちもち?グリップが登場!
- ラムキングリップ人気のクロスラインから新グリップ登場!最新のグリップ性能を聞いてみました