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230億円→345億円の増額出資 アジアン新シリーズは3月タイで始動「新しい時代の入り口」

グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務める「リブゴルフ・インベストメント(LIV Golf Investment)」とアジアンツアーは1日、同社がツアーへの投資額を当初の2億ドル(230憶円)から3億ドル(345億円)に増額し、2022-23年シーズンから新たに組み込まれる新シリーズは「インターナショナルシリーズ」の名称でスタートすると発表した。

同シリーズは10年間のパートナーシップを結んでいる「サウジインターナショナル」とは別に、ツアーのフラッグシップイベントとして10試合を開催する。シリーズ初戦は3月3日から6日にタイのホアヒンにあるブラックマウンテンGCで行われ、賞金総額150万ドル(約1億7250万円)をかけて争う大会になる。

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その後は6月9日から12日にロンドンのセンチュリオンGCを舞台に賞金総額200万ドル(約2億3000万円)の大会を予定しており、韓国、ベトナムへと移動。さらに中東へと向かった後は、中国、シンガポール、香港で行うことを明らかにした。

アジアンツアーのチョー・ミンタンCEOは「我々はアジアのゴルフ界にとって新しい時代の入り口に立っている」とコメント。1大会あたり賞金総額は150万ドルから200万ドルが用意されており、「アジアンツアーにとって驚異的な成長期の幕開けとなる」と市場拡大に向けてツアーの発展が進んでいるとした。

ノーマンCEOは今回の発表で「アジアンツアーは世界のゴルフにおける強力な新勢力」と位置づけており、「プロゴルファーとしての40年間で、世界の各地でゴルフの成長と発展から多大な恩恵を受けているのを目の当たりにした。この素晴らしい投資プラットフォームで、アジア太平洋地域と中東で同じように実現する機会が得られた」とリリースを通じたコメントで期待を寄せた。

ツアーは2月3日開幕の「サウジインターナショナル powered by ソフトバンクインベストメントアドバイザーズ」(ロイヤルグリーンG&CC)で新シーズンが始まる。トータル25試合を予定しており、そのほかのツアー日程詳細は近日中に発表される。

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