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劣勢を跳ね返し…青島賢吾もフォアサムで勝利

◇米国選抜vs世界選抜(大学)◇アーノルド・パーマーカップ 2日目(8日)◇アローシアンC(アーカンソー州)◇パー72

最終18番までもつれた試合を1アップで制した青島賢吾(ウェイクフォレスト大)とアレッド・グリヴィル(バーミンガム大)は、グリーン上でがっちりと握手をした。2日目の午後にフォアサムでジョン・オーゲンスタイン(ヴァンダービルト大)&ピーター・クエスト(ブリガムヤング大)と対戦。接戦を制し、笑顔があふれた。

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青島にとってここまで3試合は、常に相手に先手を許す苦しい展開。「自分のミスで2番、3番を取られて責任を感じた」と、このセッションもいきなり3ホール連続で奪われて幕を開けた。

それでも、4番で青島が8mのバーディパットを沈めるなどジワジワと盛り返し、13番でオールスクエア、14番(パー5)でついに1アップとリードを奪った。「それ以降、4ホール連続で自分がパットを入れれば勝てるチャンスだった…」と反省したが、「でも結果が勝ちなので本当にうれしいです。長かったぁ…」と、大きく安堵(あんど)した。

逆転に成功した世界選抜は、5ポイントリードで最終日のシングルス24試合に挑む。「あすのシングルスが大事なので、身体を休めて備えたい。ここはアメリカのサポーターばかりだけど、チームのみんなが応援してくれているから力になっている。自分たちで自分たちの空気を作らないといけない」と、すぐに気合いを入れ直した。(アーカンソー州リトルロック/今岡涼太)

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