ニュース

国内、アメリカ、ヨーロッパの最新ゴルフニュースが満載!

中島啓太は米国エースに惜敗も…「飛距離は僕の後ろにいた」

◇米国選抜vs世界選抜(大学)◇アーノルド・パーマーカップ 初日(7日)◇アローシアンC(アーカンソー州)◇パー72

開幕前に一度は一緒にやってみたいと話していた相手。中島啓太(日体大)はジョン・ジウォン(アラバマ大)と組んだ初日に、米国選抜のエース、コール・ハマーとハイリー・クーパーのテキサス大コンビと最終組で対戦し、2&1で惜敗した。

<< 下に続く >>

先に3番を獲られたが、直後の4番で取り返してオールスクエア。続く5番を中島は悔しがった。「僕が最初にティショットを右の林に入れて、ジウォンは左のブッシュに入れてアンプレヤブルしてギブアップ。僕の2打目は狭いところを通してグリーン手前のカラーまで打ったのに、そこから3パットしてしまった。パーで行けたらオールスクエアで次のホールに行けたのに、そこから一度もアップできなかった。僕が流れを悪くしてしまった」。

世界アマチュアランキング4位のハマーも終盤で力を発揮。13番、14番で連続バーディを奪い4アップへ。ドーミーホールとなった15番から、世界選抜は2連続で取り返したが、17番でも再びハマーがバーディとして勝負は決した。

終盤のハマーの連続バーディに「そこは強いと思った」という中島だが、「そんな飛ぶとか、パワフルという感じはしなかった。飛距離は僕の後ろにいた」と手応えも得た。「あとは精度とか、集中力の差」と目指すものは鮮明になってきた。

この日、中島を最終組で起用した世界選抜ヘッドコーチのマーク・イメルマンは、「彼は強いスピリットを持っているように感じたから」と、その理由を教えてくれた。あすの午前も同じペアでフォアサムを戦う予定。「ジウォンは曲げないので、僕がフェアウェイに居続けられればチャンスはある。アイアンショットはお互い良いので、フェアウェイから打てれば絶対勝てる」と中島もきっぱりと断言した。(アーカンソー州リトルロック/今岡涼太)

関連リンク



あなたにおすすめ



ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!