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五輪ゴルフまで1年半 霞ヶ関CCを取り巻く準備状況は?

2019/02/25 16:38


東京オリンピックの男子ゴルフ開幕は2020年7月30日。本戦を約1年半後に控えた25日、会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)で「東京2020ゴルフ競技会場メディア・デー」が催され、日本ゴルフ協会(JGA)、東京2020組織委員会、霞ヶ関CCの関係者らが準備状況の説明を行った。

先月末にゴルフ競技のチケット価格が発表されたが(予選7千円、決勝1万円)、東京2020組織委員会ゲームズ・デリバリー・オフィサーの中村英正スポーツ局長は、チケット枚数については「輸送や暑さ対策などを精査して検討中」とした。それでも、「より多くの子供たちに観てもらいたい」と、“学校観戦チケット”の準備を各自治体と相談しているという。招致時には1日2万人超の来場者を想定していたが、公共交通機関に頼るアクセスなど考慮して、これから販売数の上限を決めていくということだ。

また、競技のスタート時間は午前7時30分で調整していると、東京2020組織委員会の立石泰隆ゴルフ競技スポーツマネージャーは説明した。出場選手は男女60人ずつだが、「(セキュリティなどを考慮して)基本的には選手村(東京都中央区晴海)への宿泊をお願いしている」と、都内から川越まで約70キロの移動を想定。五輪専用レーンを作るか、車の通行量を調整するなどして、選手のスムーズな移動条件を確保することを「最優先課題」とした。

一方、JGAオリンピック・ゴルフ競技対策本部の山中博史副本部長は、日本代表チームの宿舎について、「コースから40分ほどのところを仮押さえしています」という。ただし、選手本人が別の宿舎を押さえるケースも想定されるため、実際に利用するかどうかは不明だ。

現在、練習場となっている東コース18番グリーン奥のスペースは、テレビ放送用コンパウンドとして利用される。大会を運営する国際ゴルフ連盟(IGF)からの要望により、「300yd超、25打席以上、使用するコースと同じ芝」の練習場を、西コースの18番グリーンからティ方向に向けて準備する。

本戦で使用される東コースは、2015年10月から翌9月までトム・ファジオによる改修を経て、2グリーンから1グリーン化、距離の伸長などが行われた。この日、10、11、18番の視察ラウンドを行ったJGAオリンピック・ゴルフ競技対策本部強化委員会の倉本昌弘委員長、小林浩美副委員長、同2020東京企画・準備委員会の中嶋常幸委員は、母国開催でのメダル獲得に熱い期待を寄せていた。(埼玉県川越市/今岡涼太)

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