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丸山茂樹が男女ヘッドコーチを兼任 男子金メダルには10“回”シードを提示

日本ゴルフ協会で16日、オリンピック強化委員会の正副委員長会議が開かれ、2016年リオデジャネイロ五輪に派遣する日本代表のヘッドコーチに就任した丸山茂樹が出席。会議の終了後、丸山と強化委員長の倉本昌弘が取材に応じた。

会議では、丸山が男女派遣選手のヘッドコーチを兼任することが決定。丸山は「小林さん(小林浩美LPGA会長)から“女子もお願いします”と言われた。お願いされれば、断る理由はない。自分の任務を果たしたい、ということが今の気持ち」と表情を引き締めた。

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また、丸山が以前から提案していたメダル獲得者への国内シード付与についても議題に上がり、その具体案を固めた。「男子については、金メダルに対して10回のシード、銀メダルは5回、銅メダルは3回を与える。50歳まで、好きなところ(シーズン)でエントリーできる」というものだ。

連続した複数年シードではなく回数としたことは、丸山自らが提案。倉本も「松山英樹岩田寛など、(数年後に)アメリカから帰って来た選手にとっては、はるかに実質的」と快諾。男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構に提案を持ちかけるという。

女子ツアーの“報酬”ついては現段階で具体的な提示はなかったが、日本女子プロゴルフ協会の小林会長もシード案には賛同しているという。年数、または回数などのシード形態を含め、今後の理事会で方向性を定めていく予定だ。(東京都中央区/塚田達也)

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