プロスポーツ界で今年活躍した選手たちが登壇した

年間を通して活躍したプロスポーツ選手を対象とした「報知プロスポーツ大賞」の授賞式が18日（木）、都内ホテルで行われた。ゴルフ界からは初の賞金王を獲得した小田孔明と国内女子ツアー賞金ランキング3位に入ったイ・ボミ（韓国）が選ばれた。

受賞に対し小田は「こうして賞をいただくことで、賞金王になったんだなと実感が沸いてきますね。家にはトロフィー用の棚があって、ツアー用、地方トーナメント用、それとこのような賞と置く場所を決めていますので、これからもっとコレクションを増やしたい。また来年もここに呼ばれるように頑張りたい」と喜びのコメント。最終戦「日本シリーズJTカップ」で賞金王を決め、涙したことについて「思い出しただけで涙が出て来るので、その話はやめましょう。あの時はいろんな方々に応援いただいたことや青木功さんからの一声で…」と、壇上で感慨にふけった。

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日本ハム・大谷翔平選手、小田孔明の隣で、イ・ボミは来年こそはと賞金女王獲得を誓った

来季については「海外の試合にもいくつか出るのでスケジュール的に難しいですが、賞金王を狙います。今年は藤田さん（3勝）に負けてしまった最多勝を獲りたい。そして国内のメジャーで勝ちたいですね」と、さらなる飛躍を誓った小田。一方で受賞者へのインタビュー中には、隣に座ったプロ野球・日本ハムの大谷翔平選手を見つめ「顔は小さいしスタイルもいいし、全てがうらやましい」と羨望のまなざしを向けた。

また、持ち前の笑顔で会場内を華やかな雰囲気にしたイは「今年は賞金女王になりたくて頑張りましたが、3位でした。残念な気持ちもありますが、最後まで試合に出られてよかったです。来年も賞金女王を狙って頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、はっきりとした日本語で挨拶した。（東京都文京区／本橋英治）