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「CVSチャリティ・クラシック」最終日

ビリー・アンドレードブラッド・ファクソンによって毎年開催されるチャリティ・イベント、「CVSチャリティ・クラシック」。今年は20人の選手が参戦、うち7人が世界ランキング上位30に入る名選手ばかり。初日に学生時代からのナイスコンビで11アンダー首位タイに立ったのがクリス・ディマルコダドリー・ハート組。そしてマーク・カルカベッキアのパットが冴え渡り、10連続バーディを稼いだ40歳ベテラン組のカルカベッキア&ニック・プライス組が同じく11アンダーで2日目、最終日に突入した。

学生時代にペアを組んで負けたことがないと言うディマルコ&ハート組。豪語するだけあって、3番から3連続バーディなどで、16アンダーと快進撃を続ける。そのディマルコ&ハート組を猛チャージで追いかけたのがトムズ&シンク組。首位に5打差でスタートしたものの、6番でチップイン・イーグル。一方、カルカベッキア&プライス組は失速。前半9で16アンダーまで進むが、後半ハーフをパープレー。スコアを伸ばせず、ディマルコ&ハート組を脅かす存在とはならなかった。

脅かしたのはトムズ&シンク組。13番のバーディでついに首位タイに並んだ。ここからは両組とも譲らずの攻防が続き、19アンダー首位タイで迎えたトムズ&シンク組の18番最終ホール。シンクがバーディを奪い、20アンダー。一歩リードでディマルコ&ハート組を待つ形となった。そのディマルコ&ハート組はディマルコがミスをしたものの、ハートがキチリとバーディを決めて、プレーオフに突入。互角に渡り合ったこの両組、プレーオフも互角のまま、勝負を決めたのは、プレーオフ3ホール目。ダドリー・ハートが先にバーディを決めて、シンクにプレッシャーを与える。グリーンエッジからのバーディパットは惜しくもカップの淵に触れながらも入らず。ディマルコ&ハート組が優勝をさらった。

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