気力充実のジョン・クック
新たなカリスマ!?ブライアン・モッグ講師
デビッド・レッドベターやブッチ・ハーモンにジム・フリックと、「ティーチング・プロ」という職種はプロゴルファーと同じくらいの脚光を浴びる存在になってきた。その中で新たなカリスマ的存在のティーチング・プロが登場した。ブライアン・モッグ(40歳)は9年間プロとして活躍しPGAツアーで3年プレー。ベストフィニッシュは1988年の「ディポジット・ギャランティ・クラシック」での2位。その後9年間はレッドベターの元で修行、彼の「片腕」とまで言われるほどの名講師となった。そしてついに独立しオーランドで学校を設立した。
ブライアン・モッグ「技術的なことはレッドベターに学んだけど、僕は元々PGAプロだからプレーヤーの心理が分かる講師なんだ。ゴルフのスイングだけを教えないようにしているんだよ。スイングはゴルフのすべてじゃない、ゴルフの一部に過ぎないんだ。練習の方法だって一生懸命やれば良いというものじゃない、賢く練習しなければ成果がでないんだ。目標は良いスコアなのだから、スイングを美しくすることじゃない。」
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デビッド・ピープルス「今でも一緒に回るとブライアンは60台でプレーしちゃうんだよ。彼が元プロだということが一番の説得力だね。彼が論じるショットを自らちゃんと打てる人に学んだ方が信頼できる。」
ジョン・クック「彼自信が良いプレーヤーだったことが一番信頼性が高い。トーナメント下のプレッシャーも知っているし、彼の教えてくれることはそのままずべて試合に使えることだ。でも一方でアマチュアの心理も理解しているからすべてをとてもシンプルに教えてくれるんだ。」
ブランアン・モッグ講師のもうひとつの説得材料は、このジョン・クックが昨年の8月に優勝、今季はすでに2度のトップ10フィニッシュを収めていること。デイビッド・ピープルスも先週のツーソンで2位タイという彼の10年のキャリアで最高成績だ。