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豪州ツアー「マスターカード・マスターズ」最終日/グリーンが8年ぶりの優勝

最終日、早々と17アンダーまでスコアを伸ばし、トーナメントリーダーとなったグレッグ・チャルマーズを追う、リチャード・グリーン。グリーンは8年前にグレッグ・ノーマンイアン・ウーズナムとのプレーオフを制して以来、優勝から遠ざかってしまっていた。そのグリーンは10番パー5では3打目がカップをかすめる、あわやイーグルというショット。12番パー3ではグリーンエッジからのバーディで7アンダー。さらにもう1打伸ばし、単独首位になるが、17番で痛いパーパットミス。結果チャルマーズと並び、7アンダーで後続を待った。

ブラドリー・ヒューズが16番パー4で長いバーディパットを沈め、8アンダーと抜け出したが、最終18番でのティショットをギャラリーの中に突っ込んでしまい万事休す。ほぼアンプレアブルといえるライからのプレーは結果ダブルボギーに繋がり戦線離脱してしまった。一方、最終組でラウンドしていたデビッド・マッケンジーにもチャンス到来。1打差16アンダーで迎えた最終18番。2打目をピン横2メートル半につけバーディチャンス。これを沈め、三つ巴でのプレーオフ突入となった。

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プレーオフ1ホール目、残り140ヤードからリチャード・グリーンがピン横1メートル内にピタリとつけて、ほぼ優勝確定。マッケンジーはグリーンオンもままならず、チップインバーディを狙うが大きくショート。チャルマーズはグリーンオンこそしたが、長いバーディパットはカップ右を通過。結果、短いウィニングパットを落ち着いて沈めたリチャード・グリーンが8年ぶりの優勝を手に入れた。

リチャード・グリーン
「この優勝まで長い道のりでした。憧れの強い大会でしたから、プレッシャーも大きかったです。その中で自分の感情を上手くコントロールできて、良いプレーができたと思います。キャディのスチュアートにも精神面でもプレーの面でも本当に助けられました」

◇最終結果
優勝(通算17アンダー):リチャード・グリーン(67)
2位タイ(通算17アンダー):グレッグ・チャルマーズ(65)、デビッド・マッケンジー(72)
◇注目の選手
7位(通算15アンダー):コーリー・ペイビン(67)
8位タイ(通算13アンダー):ピーター・シニア(70)、ピーター・ロナード(72)
14位タイ(通算11アンダー):スチュアート・アップルビー(69)
21位タイ(通算10アンダー):マイケル・キャンベル(69)、アダム・スコット(70)、ロバート・アレンビー(76)

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