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スピードゴルフ今季最終戦は世界選手権覇者が制す 女子は早実1年の芳賀

ゴルフのストローク数とプレータイムの合計を競う「スピードゴルフ ジャパンオープン2023」が10日(日)、栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブで開催された。日本スピードゴルフ協会が主催するスピードゴルフツアーの今季最終戦で、男女46選手が出場した。

数本のクラブを握りしめ、ゴルフ場を疾走する。1打と1分が等価で、トップ選手たちは18ホールを1時間以内で回りながら、スコアもパープレー前後にまとめてくる。男子部門を制した2022年世界選手権覇者のジェイミー・リード(ニュージーランド)はラン「43分」、スコア「74」で、その合計であるスピードゴルフスコア(SGS)は「117」を記録した。

女子部門を制したのは東京・早稲田実業高等部1年の芳賀恵夏(はが・めぐな)。ラン「60」、スコア「70」のSGS「130」だった。今シーズンの年間チャンピオンにも輝いた芳賀は「スピードゴルフの良いところは気軽に誰でも参加できて、すぐに終わるところです」と笑顔でその魅力をアピールした。シニア部門は小川泰樹が制した。

ツアー2年目となった今年は全7戦が開催された。各試合での順位に応じて付与されるポイントの累積による年間成績は以下の通り。2024年には日本で世界選手権の開催が予定されている。

◆スピードゴルフツアー2023 年間成績
【男子】1位:新本達也、2位:松井丈、3位:太田仁
【シニア】1位:小川泰樹、2位:伴場信吾、3位:蜂谷宗久
【女子】1位:芳賀恵夏、2位:中山奈々、3位:坪井美沙音

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