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2023年 アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権
期間:10/26〜10/29 場所:ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)

“郷土の先輩”久常涼を刺激に 18歳の大嶋港「出るからには1番を」

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 事前(24日)◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)

前週にアラブ首長国連邦(UAE)で行われた「世界アマチュアゴルフチーム選手権」を戦った大嶋港(おおしま・みなと/関西高3年)。最終日の翌23日(月)にはオーストラリアに移動し、今度はアジア太平洋地域のアマNo.1を決める戦いが控える。タフなスケジュールに「(疲れが)ないことはないけど…」と言うものの、体調に問題はない。最高気温30度後半のUAE から一転、今週は最高気温20度台。常時10m/s近い強風が吹く環境にも「時差ボケもほぼない。気温差の調整は難しいけど、こっちが過ごしやすいので大丈夫」と笑顔を見せた。

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今大会を制すと、2024年の「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)と「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の出場権が手に入る。メジャー切符2枚がかかる一戦。「海外でプレーさせてもらう機会も多くなって、やっぱり将来は海外でプレーしたい」と世界に視野を向けるのは、同郷の先輩の存在が大きい。

9月「カズーオープンdeフランス」で欧州ツアー初優勝を挙げた久常涼は、大嶋と同じ岡山県出身だ。「小さい頃から一緒に回ってて、JGA(日本ゴルフ協会)のホームページにも、目標とする人に『久常涼』と書いている。ずっと仲良くさせてもらっています」。オフシーズンには地元でラウンドをともにする。3歳上の先輩から受ける刺激は強烈だ。

「すごいっていうのもあるし、3つしか変わらないのに僕が3年後にこれ(欧州ツアー優勝)をできるかって言われたらちょっと…。すごいの一言ですね」。JGAのナショナルチームも2年目。海外での試合が多くなってきて、なおさらそう思う。「日本とは言葉も環境も違う。僕はアマチュアの試合ですけど、海外で勝つことの難しさは感じてます」

前年大会は優勝に5打届かず、5位で終えた。プロ転向に向け、11月にセカンドクォリファイングトーナメント(11月14日~/熊本・くまもと中央CC)の受験を控えており、その結果次第で最後の「アジアアマ」になる可能性もある。「(優勝の)可能性はかなり低いとは思いますけど、出るからには1番を目指して頑張りたい」と力を込めた。(オーストラリア・メルボルン/内山孝志朗)

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2023年 アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権

  • 2023/10/26~2023/10/29
  • ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)


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