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日本が36ホール大会最少スコア 蝉川泰果「65」 中島啓太「69」/世界アマ

◇男子アマチュア◇アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権 2日目(1日)◇ル・ゴルフ ナショナル(6991yd、パー71)、ゴルフ・ド・サンノムラ ブルテッシュ(6821yd、パー72)/フランス

日本のナショナルチームが首位を独走して大会を折り返した。3人のうち上位2人のスコアを採用する団体戦で、36ホール終了時点での大会最少ストロークとなる「264」を記録。2012年大会で米国が記録した「266」を10年ぶりに2打更新した。通算22アンダーで2位のイタリアに5打差をつけた。

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初日「63」の蝉川泰果(東北福祉大4年)が、ル・ゴルフ・ナショナルで7バーディ、1ボギー「65」をマークして通算15アンダー、個人戦で単独トップを快走している。インからのスタートで「前半伸び悩んでいたんですけど、後半は伸ばそうと気合を入れた」という。

後半1番、3番で強気にバーディパットを沈めて「気持ち的にスイッチが入った。そこからゾーンに入るようなゴルフができました」と自賛。今年の「全英オープン」ローアマチュアのフィリッポ・チェッリ(イタリア)ら2位に4打差をつけた。

この日は団体戦のスコアに採用されなかった岡田晃平(東北福祉大3年)も「70」の出来だ。前半インは計8パットで6バーディ、1ボギーと好調。「後半は集中が切れてしまったり、池にビビっている自分がいたり、なかなか良いスコアを出せなかったので悔しい」と4つ落とす展開になったが、個人戦で6アンダー11位にいる。「チームで優勝を目指している。先輩2人も頑張っているので、残り2日間、順位とスコアに貢献したいです」と話した。

中島啓太(日体大4年)は4バーディ、2ボギーの「69」で回った。「ショットがまだ不安というか、目線から外れていくショットがまだ何発かある」と不満の内容でも、アンダーパー。チャンスは多く、パッティングがさえればロースコアも期待できそう。

目指すは1984年、香港大会以来のチーム優勝で「泰果が素晴らしいプレーを続けている。僕と晃平が助けてあげられるよう、残り2日間頑張りたい」と仲間を引っ張る気持ち。「最終組ということで、雰囲気も変わってくると思う。その中で最初に僕が落ち着いて打っていければ良いと思います。ナショナルチームのユニフォームをあと2回しか着られない。自覚を持ちながら頑張りたい」と慣れ親しんだ日の丸に思いを込めた。

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