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「夢の舞台なので、そこに立ちたい」 馬場咲希がパリ五輪出場へ改めて意欲

「世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」で3位に入った日本代表チームが29日、帰国。馬場咲希(日本ウェルネス高2年)、橋本美月(東北福祉大2年)、上田澪空(共立女子第二高2年)の3選手が羽田空港でオンライン会見を行った。

2年に一度開催されているアマチュアの世界大会。今年の初日、3日目の会場は、2024年パリ五輪の開催コース「ル・ゴルフ ナショナル」だった。初めてナショナルチームに招集され、個人戦で日本勢トップの4位で終えた馬場は「ナショナルチームとして五輪の開催地でプレーできたことがありがたいし、とてもうれしい。コースはすごい難しかったけど、精神的な面でも『このコースで良いスコア出すぞ』と思えたのは良かった」と大会を振り返り、「五輪は夢の舞台なので、そこに立ちたい。プレーできるように一生懸命頑張りたい」と、2年後の大舞台へ改めて意欲を見せた。

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個人戦16位だった上田は「五輪のコースに選ばれるくらい、フェアウェイもグリーンもラフも整っていた。攻略するのが難しいコースで回ることができてうれしかった」と話し、橋本も「最後までコースを攻略することができなかったので、自分に足りないこととかに改めて気づく期間になった。足りない部分や自信のある部分を伸ばして、五輪に出場してリベンジしたい」と将来の抱負を語った。

56チームが参加した団体戦では、スウェーデン、アメリカに次ぐ3位に入った。「あまり経験がなかったけど、練習ラウンドで協力したり、ラウンド中にグータッチしたりが楽しかった」(馬場)、「馬場さんとはあまり話したことがなくてちょっと不安もあったけど、2人ともすごく面白くて、仲良くやれた」(橋本)、「海外の試合で、日本にはない新鮮な感じだった。チーム選手権なので、自分の国の選手たちでチームを鼓舞しあった」(上田)と笑顔で話した。

今月、アメリカで行われた「全米女子アマ」を制し、今後の動向が注目されている馬場。日本国内での凱旋試合は9月16日開幕の「住友生命 Vitality レディス 東海クラシック」(愛知・新南愛知カントリークラブ美浜コース)を予定している。2023年のJLPGAプロテストを受験予定だが、その視線の先には米ツアー参戦も見据えている。「自分の夢は海外のメジャーで優勝すること。(今後)日本のツアーに出るか、アメリカの大学に行くかはわからないけど、将来はLPGA(米女子ツアー)で戦える選手になりたい」と力を込めた。

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