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姉も思わず「超うらやましい」 渋野暉璃子は“トレーニングなし”で300yd級ドライブ

◇シモーネ アジアパシフィックカップ 2日目(19日)◇ポンドックインダGC(インドネシア)◇6806yd(パー72)

折り返しの18番(パー5)、渋野暉璃子(明大)が放った1Wショットに姉・日向子が目を見張っていた。「このホールで右の池が気になるヤツ、おんの?」。フォローの風にも乗ったボールは左ドッグレッグのフェアウェイを突き抜け、右サイドの池が近いラフまで達していた。「あれは300yd近いと思います」と妹のパワーにうなった。

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当人も「もっと飛ばしたい」と意欲をのぞかせる一方、本格的なトレーニングは一切やっていないと明かす。横で聞いていた姉は「ノートレーニングで“これ”なんで、トレーニングしたら、どうなるんだって。ポテンシャルがハンパない。(丈夫な身体に生んでくれた)親に感謝ですよ」と笑うしかなかった。

小学生のときに姉の練習についていく形でゴルフを始め、同じスクールのコーチに指導を受けたが、高校はゴルフ部のない県立高校だった。ゴルフ部に入るのは大学が初めてだ。それでも姉からは「すっげー、いいスイングしてる。超うらやましい」。しっかり捻転差を作った力強いスイングに羨望(せんぼう)の眼差しを向けられる。

午前7時スタートだったこの日は、チームメートである姉のスタート前のルーティンに合わせて午前4時に起床。「普段はギリギリにゴルフ場へ行って、レンジも行かずにパターをちょろちょろっとやって出ちゃったり。試合でも、(スタート前に)打ちたかったら打ちますけど、あまり気が向かないときは(ショットを打たない)…」と苦笑いで明かす。ストレッチや朝食、1回目のパッティング練習の後にショット練習を挟み、またパッティングを確認。スタートまでの時間の使い方を確立している姉にプロフェッショナルの姿を垣間見た。

多くの日本人ファンが駆けつけている会場では、姉とともに人生で経験がないほどのサインを求められる。いずれも書道を習っていた渋野家の三姉妹らしく、初日はきれいな字で「渋野暉璃子」としたためていたが、さすがに時間がかかりすぎるため「きり子」に簡略化。「これ、たぶん誰でも書けちゃいますよね」と笑わせるあたりは19歳らしい。

潜在能力の高さを示しながら初日に続いてグリーン上で苦しみ、4ボギー1ダブルボギーの「78」。通算9オーバー30位となった。初めて出場するプロの試合でセッティングの厳しさも感じている。姉とのタッグも、あと一日。「ノーバーディは悔しい。(ポイントは)パターですね。頑張ります」と力を込めた。(インドネシア・ジャカルタ/亀山泰宏)

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