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ナショナルチーム慰労会に中島啓太ら ジョーンズHC「改善し続けて」

日本ゴルフ協会(JGA)は21日、都内でアマチュア日本代表選手の健闘を讃えるJGAナショナルチーム慰労会を開催した。11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制した中島啓太(日体大3年)、「日本女子アマチュア選手権」で優勝し、日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格した尾関彩美悠らが参加した。

男女メンバーそれぞれにメダルを授与。今月、プロ転向したばかりの米澤蓮が選手を代表して関係者やスポンサーに日本語でスピーチを行い、ガレス・ジョーンズ氏をはじめとしたコーチ陣に対しては英語で感謝のメッセージを読み上げた。

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ジョーンズ氏は拠点のオーストラリアからビデオレターで登場。コロナ禍でオンラインでの指導がメーンとなったこの2年を振り返り、「この経験は皆さんの復元力とメンタルタフネス、自己管理能力を養うことにつながった。この2年間はある人にとってはポジティブなものだった一方で、仮にこの試練の時期が成長を遅らせ、パフォーマンスの一部を制御したとしても、皆さんはまだ若く、目の前には未来が広がっている」と言葉を寄せた。

中島、杉浦悠太(日大2年)らを除く選手はすでにプロとしての一歩を踏み出している。“恩師”は「良いことを達成するためには、ときに時間がかかることを忘れないでほしい。早くから目に見える成果を上げた人たちが、“後発組”がよく手にするような成功の高みに届くとは限らない。最後まで焦らず、スキルを磨き、結果を正しく評価し、プロセスを改善し続けることだ」と、エリートたちに謙虚であり続けるようアドバイスを送った。

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