上田澪空、小林大河が総合優勝 丸山茂樹ジュニアファンデーション大会<第20回大会>
「五輪に出たい」花田華梨、本大志が総合優勝 丸山茂樹ジュニアファンデーション大会
東京五輪ゴルフ日本代表ヘッドコーチの丸山茂樹の基金が主催する「第21回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」が2日、千葉県の浜野GCで行われ、中高生の男女72人が出場。優勝者に男女国内ツアーの主催者推薦選考会の出場権などが付与された。
中学生・高校生女子の部ではルネサンス高3年の花田華梨が「67」で回り、5アンダーで総合優勝。10月の国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」の主催者選考会への出場権を獲得した。
<< 下に続く >>
開催中の東京五輪ゴルフ女子日本代表の畑岡奈紗は高校の大先輩にあたる。「私もオリンピックに出てみたいなと思ったので、頑張る気力になりました」と花田。高校1年時の2019年大会で予選落ちした大会に出場するチャンスを得て、「今回は本戦で予選通過して、3日間プレーしたい」と意気込みを語った。
中学生・高校生男子の部では目黒日本大学高1年の本大志(もと・たいし)が総合優勝した。7アンダー「65」で3人が並びカウントバックで勝利をものにし、9月のAbemaTVツアー「PGM Challenge」の出場権と、同月の国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の主催者推薦選考会出場権を得た。
下部ツアーは推薦出場した6月の「大山どりカップ」(予選落ち)に続く3度目の出場へ向け、「3度目の正直でプレッシャーに耐えて予選通過したいです」と、これまでの悔しさをぶつける。五輪男子ゴルフの最終日はテレビで観戦したといい、「松山(英樹)さんみたいにああいった舞台に出てみたいなという気持ちになりました。(2028年の)ロサンゼルスオリンピックの時は20代半ばくらいになっていて、チャンスがあると思うので出られるように頑張りたい」と話した。
大会は2009年から小学生、中学生、高校生を対象にして開催している。同ファンデーションの理事を務める丸山は、東京五輪ゴルフ開催中のため来場しなかった。