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銀座の日本刀専門店がスポンサーに 笹生優花

◇ISPS HANDA 医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント 初日(3日)◇伊豆大仁カントリークラブ(静岡)◇6513yd(パー72)

2日間競技のチャリティマッチに参戦する19歳の笹生優花。そのキャップのツバ左側には「刀」の文字がキラリと光る。加えて日本刀専門店「銀座長州屋」の文字も左側頭部に入っており、「ことしの3月からスポンサーになってもらいました」と笑顔で説明した。

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日本刀好きの父・正和さんが時代劇を見ていたことから、笹生自身も刀に興味を持ち、銀座長州屋に足を運んできた。

「自分も(抜刀や納刀を)やってみたかった。結構、難しいです。長い刀は腰をひいてやらないといけない」。12歳の頃には、小さな体には不釣り合いな模造刀を買ってもらい、練習に励んだという。

「お父さんは真剣を買いたいっていうけど、管理が大変。兄弟も小さいから危ない。『オーマイガッ!』って」と笑顔。レギュラーツアー開幕戦となった6月のレギュラーツアー「アース・モンダミンカップ」では5位と結果を残しているだけに、周囲の期待も大きい。

コロナ禍のため、昨年に比べて練習量も激減しているが、「今はコロナにかからないように、家族の安全を考えている。これからのゴルフ人生も長いので、そこは考えていきたい」と慎重に先を見据える。

初日は1イーグル5バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、6アンダー2位で終えた。「ドライバーもパットもよかった。そんなにスコアは出ないと思ったけど」。前半3番(パー5)では40ydからチップインイーグルを奪った。

「優勝したいが、その前に自分のゴルフの感覚を取り戻したい。あんまりプレッシャーを感じずにプレーしたい」。鋭い切れ味が逆転Vにつながるか。(静岡県伊豆の国市/玉木充)

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