馬場咲希らがオーガスタで挑戦 日本勢は国別最多の10人
“楽しむ”こそ原点 馬場咲希「オーガスタがくれたお祭り」
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前(28日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72)
米国に乗り込むのは、日本勢37年ぶりの優勝を成し遂げた昨年8月「全米女子アマ」以来のことになる。大会初出場の馬場咲希(東京・代々木高)は「米国での試合なんで、着いたときからウキウキな感じでした」と笑った。
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29日からの予選ラウンドで上位30位タイまでに入れば、4月1日の決勝ラウンドでオーガスタナショナルGCを試合としてプレーできる。松山英樹が頂点に立った2年前の「マスターズ」をテレビ観戦し、「本当にカッコよかった」と胸を熱くした記憶も鮮明。それだけに「オーガスタナショナルで女子の試合は、これしかない。オーガスタからもらった“お祭り”じゃないですけど、しっかり全力で楽しみたい」と話す。
振り返れば、ゴルフ人生を大きく変えた全米女子アマもそうだった。「優勝を目指して乗り込んだというわけではなかった。すごく大きな試合で、過酷な試合。“勝つ”っていうよりは、米国でゴルフをすることを楽しもうということがいい方向に行って、最後まで自分のゴルフを貫き通せた」。自分の原点ともいうべきメンタリティを忘れない。
次週の「マスターズ」も観戦予定で、4月20日開幕のメジャー初戦「シェブロン選手権」まで約1カ月の滞在。「今までの遠征の中で一番長い。(将来的な)米国の生活とか想像しながらできたらいいなと思います」とテンションは上がりっぱなしだ。大会初日、世界アマチュアランキング1位のローズ・チャンとのペアリングもハートに火をつける。「ついていけるように頑張りたい」と気合十分で開幕を迎える。(ジョージア州エバンス/亀山泰宏)
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