シーズン最終戦での今季初優勝を惜しくも逃した畑岡奈紗

◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 最終日（19日）◇ティブロンGC ゴールドコース（フロリダ州）◇6556yd（パー72）

首位タイから出た畑岡奈紗は4バーディ、1ボギー「69」として通算24アンダーに伸ばしたが、同じく首位スタートから「66」をマークしたエイミー・ヤン（韓国）が通算27アンダーでシーズン最終戦を制した。2019年「ホンダ LPGAタイランド」以来となるツアー通算5勝目。

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畑岡は2つのバーディを奪った前半5番（パー3）までに最大3打のリードを築いたが、ヤンが中盤からバーディを重ねて追いすがる。ヤンは1打ビハインドで迎えた13番の2打目をカップに沈めるイーグルを奪い、畑岡はこの日初めて追いかける展開に。最後は3打差で振り切られてアリソン・リーと並ぶ2位に終わり、未勝利のままシーズンの幕を閉じた。

4年ぶりの勝利を飾ったエイミー・ヤン

22位から出た西村優菜は6バーディ、1ボギーの「67」と伸ばし、通算14アンダーの13位に浮上してフィニッシュ。古江彩佳は1バーディ「71」で通算13アンダーの16位。笹生優花は6バーディ、2ダブルボギーの「70」とし、通算12アンダーの23位で今季を終えた。

メジャー2勝を含む今季4勝のリリア・ヴが通算21アンダーの4位で終え、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー（最優秀選手）と賞金タイトルを獲得した。