カリフォルニア州にあるビッグホーンGCで開催されている、米国女子ツアー第24戦「サムソンワールド選手権」の2日目。ロレーナ・オチョア（メキシコ）が単独首位に躍り出ている。

首位から1打差の3位タイでスタートしたオチョアは、初日最終ホールのダブルボギーを引きずることなく、5バーディ、ノーボギーという内容でラウンド。通算スコアを9アンダーとして、新人のアンジェラ・パーク（ブラジル）をかわし、2日目にして早くも単独首位に立っている。

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首位でスタートしたパークは、この日、5バーディ、2ボギー。しっかりとスコアを伸ばして、通算8アンダーとしたものの、久しぶりの優勝を狙うオチョアの勢いには勝てず、首位の座を明け渡してしまった。しかしながら、その差は1打差。“女王”を相手にどこまで戦えるのか、注目が集まる。また、ポーラ・クリーマーとアンジェラ・スタンフォードもここに並んで2日目を終えている。

初日終盤に崩れ、18位タイに沈んでいた宮里藍だが、この日はここ1ヶ月の不調が嘘であったかのようなゴルフを披露した。スタートホールでいきなりボギーを叩き、またも崩れるかと思われた2番でバーディを取り返すと、6番から3連続、後半11番からも連続バーディを決めて、スコアを大きく伸ばす。17番ではボギーを叩いてしまったものの、最終18番はしっかりとパーセーブし、通算1アンダーの14位タイでホールアウト。この復調気配は本物なのか、明日のラウンドに注目が集まる。