11アンダー「60」で叩き出し満面の笑みを浮かべたポーラ・クリーマー（Hunter Martin/ GettyImages）

米国女子ツアー第19戦「コーニングクラシック」が、オハイオ州にあるハイランドメドーズGCで開幕。日没サスペンデッドとなる中、上田桃子は暫定9位タイでホールアウト。暫定首位には、ポーラ・クリーマーが立っている。

前週の「P&G ビューティNWアーカンソークラシック」を、43位タイで終えた上田。インの前半、上がり2ホールで連続バーディをマークするなど、3アンダーで折り返す。後半は開始早々に連続ボギーを叩きスコアを落としたが、終盤、この日2度目となる連続バーディをマーク。3アンダーまで戻してホールアウト。暫定ながら、前回覇者の朴セリ（韓国）らと並び、9位タイと、好位置で初日を終えている。このままこのペースが維持できるか？注目したい。

その上田に大きな差を付け、初日から圧倒的な強さを見せたのが“ピンクパンサー”ポーラ・クリーマー。インの前半、4バーディ、ノーボギーでラウンドすると、アウトの後半は、2度の3連続バーディを決める猛チャージ。後続に5ストロークの差をつけ、11アンダー。まさに「桁違い」の強さで、暫定単独首位に立っている。

クリーマーに続いているのが、最近好調のE.H.ジ（韓国）と、対照的に今季調子の上がらないグロリア・パーク（韓国）。共に、6アンダーでホールアウトし、暫定2位タイに並んでいる。続く5アンダー、暫定4位タイには、エバ・ダーロフ（スウェーデン）と、ヤング・キム（韓国）の2人。その他、長い低迷から復活の気配を見せている、ミッシェル・ウィは、1アンダー、暫定32位タイでホールアウトと、まずまずのスタートを切っている。