史上最大の全米女子オープン 日本からは横峯さくら、14歳アマら12人参戦
今季の海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」が、7月9日(木)から12日(日)までの4日間、ペンシルバニア州にあるランカスターCCで開催される。出場エントリーの受付総数は過去最多の1873人。資格を得た156人が、賞金総額400万ドル(約4億8800万円/2014年実績)を懸けてしのぎを削り、優勝者には賞金72万ドル(8784万円/同)と世界ランキングポイント100点のビッグボーナスが与えられる。
昨年、史上初の男女同会場開催となったパインハーストNo.2での戦いを制したのは、ミッシェル・ウィ。首位タイから出た最終日にイーブンパーで回って、初メジャータイトルを獲得した。また、横峯さくらが7位タイと健闘した。
今年、優勝候補の筆頭に推されるのは朴仁妃(韓国)だろう。先月行われた海外女子メジャー第2戦「KPMG女子PGA選手権」で2位に5打差をつける圧勝で大会3連覇を果たし、世界ランキング1位に返り咲いたばかり。2008年以来の「全米女子オープン」制覇を果たせば、メジャー大会2連勝でメジャー通算7勝目となる。
他にも世界ランク2位のリディア・コー(ニュージーランド)、ステーシー・ルイス、ウィらいつもの強豪が勢揃い。キム・セヨン、チェ・ナヨンら韓国勢からも目が離せない。
日本からは総勢12人が参戦する。昨年トップ10の横峯さくらを筆頭に、上原彩子と野村敏京、米国での予選会を突破した宮里美香が米ツアー組。国内ツアー組では昨年の賞金ランキング5位の成田美寿々、前週の世界ランキング43位の大山志保、日本予選会を突破した鈴木愛、菊地絵理香、穴井詩、松森彩夏、葭葉ルミに加え、アマチュアの山口すず夏も出場する。山口は日本人史上最年少の14歳で大舞台に挑む。宮里藍は出場権を逃した。
【主な出場予定選手(日本人以外)】ミッシェル・ウィ、チェ・ナヨン、ポーラ・クリーマー、フォン・シャンシャン、サンドラ・ガル、ブルック・ヘンダーソン、クリスティ・カー、キム・ヒョージュ、キム・セヨン、リディア・コー、ジェシカ・コルダ、ステーシー・ルイス、ブリタニー・リンシコム、テレサ・ルー、朴仁妃、スーザン・ペターセン、カリー・ウェブ