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2014年 全米女子オープン
期間:06/19〜06/22 場所:パインハーストNO.2(ノースカロライナ州)

横峯さくら 大会自己ベストの7位フィニッシュ

72ホールを上位で戦い抜いた直後の第一声は「やっと終わった」だった。ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で行われた「全米女子オープン」最終日。首位と5打差から出た横峯さくらは3バーディ、4ボギーの「71」で回り、通算4オーバー。同大会自己最高位の7位で4日間の戦いを終えた。

通算アンダーパーをマークしたのは優勝したミッシェル・ウィだけという、終始息の詰まるセッティング。横峯は最終ラウンドで、前日まで2日連続でイーグルを奪った5番(パー5)でボギーが先行、9番(パー3)でティショットをバンカーに入れ2つ目を叩いて後退したが、後半に見事な粘りを見せた。

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この日の朝、自身に課した目標はトップ5入り。2オンに成功した10番(パー5)から2連続バーディを決め、241ヤードと短く設定された13番パー4で再びバーディ。一時は3位に浮上した。その後2つのボギーを叩き、「5位」のノルマこそ達成できなかったが「しっかり自分と向きあってプレーできた。優勝争いはできなかったけれど、今の私の実力としては満足」と、笑顔に安堵感を漂わせた。

夫のメンタルトレーナー森川陽太郎氏は「(横峯は)朝食を食べられないくらい緊張していました。でも、食べましたけど(笑)。だから『その緊張を受け入れてやっていこう』と。順位を目標にすると、ストレスはかかるけれど、トップ5を目指した」と、精神的に負荷をかけたという。「結果が出ず、悔しい思いをした。結婚して成績が落ちたと言われることもあったけれど『2人で頑張って見返そう』と話していました。頑張ってくれたのが、すごく嬉しい」。今週も終始ロープサイドから見守り続け、新妻を頼もしく誇った。

この「全米女子オープン」でトップ10入りを果たしたのは、10位で終えた2010年大会以来。だが「あの時とはまた全然違う。技術的に4年前よりも少しは上手くなっていると思うけれど、メンタル面の成長が大きいと思う」と、表情に自信を込めた。今後、OKラインや目標を引き上げて戦っていくこともあるという。28歳の成長曲線はまだ下降線をたどっていない。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)

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