有村インタビューなど「米国女子開幕特集」
2013年 HSBC女子チャンピオンズ2013
期間:02/28〜03/03 場所:セントーサGC(シンガポール)
S.ルイスが単独首位 有村は21位Tに後退・・・
◇米国女子◇HSBC女子チャンピオンズ 2日目◇セントーサGC(シンガポール)◇6,600ヤード(パー72)
初日首位に立ったアサハラ・ムニョス(スペイン)を、2打差で追いかけスタートしたステーシー・ルイスが6バーディ、ノーボギーの「66」をマークして、通算11アンダーで単独首位に立った。今季3戦目を迎えるルイスは、先週の「ホンダLPGAタイランド」で、3位タイでフィニッシュするなど、シーズン序盤から、好調の追い風を味方に今季1勝目を狙う。
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通算9アンダーの2位タイには、ともに6ストローク伸ばしたチェ・ナヨン(韓国)、アリヤ・ジュタヌガン(タイ)ほか、ポーラ・クリーマー、ユ・スンヨン(韓国)、ムニョスの6選手が並ぶ混戦となっている。通算7アンダーの単独8位にはダニエル・カンが続いている。
今年から本格的に米国を拠点として参戦する有村智恵。初日は11位タイの好位置で発進するも、この日は2バーディ、2ボギーのイーブンパーでラウンドし、通算3アンダーの21位タイに後退している。そのほか上田桃子は「68」のラウンドで通算2オーバー、47位タイと順位を上げ、宮里美香も通算3オーバーの51位タイでホールアウトしている。
<ルイス、復調したパットで先週のリベンジを狙う>
フェアウェイキープ率、パーオン率ともに初日より低下したにもかかわらず、昨日より1ストローク少ない6バーディ、ノーボギー「66」のラウンドを支えたのはパッティングだった。「良いショットも悪いショットもあったけど、今日はパットが良かった。66のスコアに不満はないわ」。昨日の30から27に減少したパット数が、そのまま好スコアへと繋がった。
先週の「ホンダ LPGAタイランド」でも、2日目に単独首位に立ちながら3日目に失速。しかし、先週との違いをルイスは口にする。「先週は私のパットがなぜか横に逸れ続けた。何が起きたのか、分からなかった」。その後はアメリカにいるコーチに連絡をとり、「グリップ時の左手に問題がある」と結論。コーチと相談の上グリップを修正し、「今週はパターの調子がいい」と、先週スコアを崩した要因への不安はない。
「今週はグリーンがパーフェクト。長いパットは残るけど、ラインに乗れば入ってくれる。難しいコースは好きだし、いつもハードなコースで良いプレーができている」と、先週のリベンジに向けて言葉に自信を含ませた。