佐伯三貴が35位浮上、藍は9位に後退/女子世界ランキング
2002年 モービルLPGAトーナメント of チャンピオンズ
期間:10/10〜10/13 場所:ロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイル(アラバマ州)
C.コークが2日連続の好スコアで首位独走
米国女子ツアー「Mobile LPGA トーナメント of チャンピオンズ」2日目。初日に62でまわったカリン・コークが、この日も順調にスコアを伸ばし2位に4打差をつけ単独首位をキープした。
「天気も良いし、スコアをまとめるには最高に1日だった。フェアウェイの芝が伸びているので距離は稼げないが、2打目で長い距離が残っても、9番ウッド、11番ウッドがあるからピンをデッドに攻めることができる。良いスコアを出した次の日は、えてしてスコアがまとまらないものだけど、最初のホールでチップインバーディを決めた時に『今日も行ける』と確信した」
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7バーディ、2ボギーで67を記録したコークは、2日目にしてトーナメント記録の16アンダーにあと1打と迫るトータル15アンダーとしている。昨年末からトレーニングで身体を鍛えた成果が飛距離アップに表れ、そのお蔭で正確性を重視するゴルフに集中できているそうだ。どこまでスコアを伸ばすことができるか楽しみだ。
そして63でまわったクリスティ・カーが、一気に2位に浮上してきた。
「今日は惜しいミスが5つくらいあったので、それらを全部決められれば59も夢ではなかった。初日はグリーンが水分を含んでいたせいで重かったけど、今日は適正な速さだったのでパットが面白いように決まった。残り2日間でもスコアを伸ばしてくる選手いるはずなので、自分のゴルフに徹した結果、優勝できれば嬉しい」。グリーンのクセを掴んだというカー。さらに爆発的なスコアを記録できるだろうか。
そしてツアー年間勝利数記録がかかっているアニカ・ソレンスタムは、出だしの1番でボギーを叩いたのが影響したのか波に乗ることができず、3バーディ、1ボギーで2つスコアを伸ばすにとどまった。トータル8アンダーでトップとは7打差だが、ソレンスタムにとっては明日のラウンドがカギになるはずだ。