ニュース

米国女子マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権の最新ゴルフニュースをお届け

粘り勝ち!韓国の朴セリがメジャー4勝目を上げた!

米国女子のメジャー第2戦「マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権」は、難しいコースセッティングで、いかにスコアを崩さず我慢するかで勝負が分かれた。2日目に優勝候補のA.ソレンスタムが5オーバーの大叩きをして脱落、そして最終日には8アンダーで独走態勢に入っていたB.ダニエルが6オーバーと崩れてしまった。

優勝したのは韓国の朴セリ。スタート前に4ストロークあった差が、ダニエルが5番パー3でダブルボギーを叩き、朴が伸ばしたため1つに縮まった。そして、10番ホールで朴がバーディ、ダニエルはボギーを叩き逆転した。その後は崩れていくダニエルを相手に朴も気が緩んだのか、2つのボギーを叩きながら通算5アンダーで4つ目のメジャータイトルを掴んだ。

<< 下に続く >>

下から追い上げてくる選手が現れず、目の前の相手との一騎打ちで、まるでマッチプレーのような駆け引きが序盤から繰り返された。2001年賞金ランキング2位の実力を発揮し、A.ソレンスタムのメジャー2連勝、K.ウェブの連覇を打ち砕いた。

最終日にアンダーパーをマークしたのはたったの5人。4人は1アンダーだったが、6アンダーをマークした選手が1人いた。2日目に優勝争いから脱落したA.ソレンスタムだった。前半は3番でバーディを1つ奪い、後半に入ると11番パー5、13番パー3からは16番まで4連続バーディを奪った。

2日目に4オーバー26位まで後退した時は完全に諦めたかと思われたが、驚異的な追い上げでイーブンパーの単独3位に浮上したのだ。メジャー連覇こそならなかったが、女王の意地を見せた。

そして、史上3人目の大会連覇を狙ったK.ウェブは、1アンダー3位からスタートし、1番でボギーを叩いてしまった。7番から9番まで3ホール連続ボギーも飛び出し追撃態勢に入ることができなかった。通算1オーバーはライバルのソレンスタムに1打及ばず4位となった。

日本勢では、福嶋晃子が11位からスタートし、スコアを3つ落とし15位に後退。また、ギリギリで予選を通過した片野志保は、最終日も78とボギーだらけのスコアになってしまった。今シーズン韓国勢の活躍が目立つが、日本の選手にも優勝争いに加われるよう頑張ってもらいたい。

関連リンク

2002年 マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!