「ステートファームクラシック」9位タイ発進、宮里美香のコメント
2003年 ステートファームクラシック
期間:08/28〜08/31 場所:ザ・レールGC(イリノイ州)
クンにハンにロザレス。アジア勢力はどこまで続くのか!?
イリノイ州のスプリングフィールドで開催されている、米国女子ツアー第23戦『ステートファームクラシック』の2日目。初日8アンダーをマークして単独首位に立った台湾のキャンディ・クンが、この日も5ストローク伸ばし13アンダーで首位をキープしている。
初日ノーボギーでラウンドしたクンだが、この日はスタートの10番、11番で連続ボギーを叩いてしまった。しかし3ホール目にはリズムを取り戻し、その後は7つのバーディを量産した。2位に4打差、2週連続優勝に少し近づいている。
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9アンダーの2位には、フィリピン出身のジェニファー・ロザレスが、4アンダー8位から浮上してきた。この日のロザレスは、5バーディノーボギーの安定したラウンドだった。初日2位につけた韓国のH.W.ハンもスコアを3つ伸ばし9アンダー2位をキープ。ロザレスとハンは1978年生まれの24歳、首位のクンは現在22歳。アジア出身の3人の若者が試合をひっぱっている。
若手の上位争いに割って入ってきそうなのが、43歳のロジー・ジョーンズだ。7バーディ、ノーボギーの7アンダーは、この日のベストスコア。初日の1アンダー41位から4位にジャンプアップした。ジョーンズと同じ8アンダーには、こちらも25歳と若いジェーン・ダニエルが、2日連続4アンダーをマークして好位置をキープしている。
また、今年も旋風を巻きおきしている朴セリ、グレース朴、グロリア・パーク韓国の朴3人だが、序々に順位を上げている。朴セリとグレースの2人は、賞金ランキングでも首位を脅かす存在なので、確実に賞金を稼いで起きたい。
アジア勢の活躍にあやかりたい日本勢だが、今週は小俣奈三香と片野志保が出場。両者ともに満足の行くゴルフが出来ず、予選落ちになってしまった。