2011年「全米女子オープン」特集
2011年 全米女子オープン
期間:07/07〜07/10 場所:ブロードムーア East Course(コロラド州)
美香が首位、藍が2位に浮上! 最終日36ホール決戦へ
コロラド州にあるブロードムーア(イーストコース)で開催されている、海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の3日目。この日は第2ラウンドの残りと第3ラウンドが実施され、第2ラウンドを終えた時点で宮里美香が通算5アンダーで単独首位に浮上。宮里藍が1打差の単独2位に続いた。
美香は第2ラウンドを5バーディ、1ボギーの「67」でホールアウト。「ティショットが良くて、セカンドもピンに絡むことが多かったし、パットも良かった」と屈指の難セッティングを見事に攻略した。一方の藍も4バーディ、1ボギーの「68」にまとめ、「自分をコントロールできた」と納得の表情。終盤の17番(パー5)、最終18番を連続バーディで締めくくり、「最後にご褒美がきた」と笑顔を見せた。
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他の日本勢では、昨日第2ラウンドを終えていた横峯さくらと諸見里しのぶが、それぞれ通算4オーバーの27位タイ、通算6オーバーの47位タイで予選突破。さらに、この日プレーした第2ラウンドで1ストローク伸ばした野村敏京も、通算5オーバーの36位タイで決勝ラウンドに進出。上田桃子はカットラインに1打及ばず通算8オーバーの73位タイ、馬場ゆかりは通算12オーバーの114位タイで予選落ちを喫した。
引き続き第3ラウンドが実施されたが、スタートして間もない15時59分に雷雨により中断となり、そのまま18時19分にサスペンデッドとなった。再開は、明日最終日の6時45分予定。日本勢では野村と横峯しかスタートしておらず、この時点での暫定順位は美香が首位、藍が単独2位、横峯が29位タイ、諸見里が44位タイ、スタートホールの1番でダブルボギーを叩いた野村(1ホール終了)が通算7オーバーの56位タイとしている。明日は36ホールをプレーする選手が大半を占め、体力と集中力も問われる長い戦いとなる。
上位では、キム・インキョン(韓国)が通算3アンダーの暫定単独3位。ライアン・オトゥールとステーシー・ルイスが通算1アンダーの暫定4位タイ。ポーラ・クリーマーが通算イーブンパーの暫定6位タイ、クリスティ・カーが通算1オーバーの暫定12位タイ。台湾のヤニ・ツェン(2ホール終了)は通算4オーバーの暫定29位タイとしている。